何年か後にVAIO、シャープ、ブラックベリーは中国市場で復活しているのだろうか?
その試金石ともいえる事例があった。中国ネット通販2位の「京東」は、これら3ブランドの本格販売に向けテスト受注を開始した。経済ニュースサイト「界面」が伝えた。3ブランドは復活できるのだろうか?
初日の販売データ
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(写真=leungchopan/Shutterstock.com)
「京東」のWEBページに、VAIO、シャープ、ブラックベリーのPCやスマホは掲載されていなかった。いつ消えたのか覚えている人もいないだろう。残っているのは記憶だけである。その記憶を呼び起こして販売につなげることはできないか。そう考えた京東は、中国人の最も好む8の数字が4つ並ぶ8月8日午後8時8分から、これら3ブランドの復活に向け予約受付を開始した。
京東は、8月9日の正午まで約16時間の受注データを発表した。予約したユーザー数は、VAIO 6550人、ブラックベリー 1万7031人、シャープ 4万3880人だった。