20代〜50代の女性を対象に実施した妊活についての意識調査で、20代〜30代の女性では10%以上が妊活を行っていることが分かった。30代〜40代の女性では実に5人に1人が不妊治療を行っていると回答している。妊娠について悩みを抱える女性が多くいることが調査では明らかとなっている。

妊活を行う30代女性は13% うち2割が不妊治療を経験

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(写真=PIXTA)

調査は不妊治療netを運営するF Treatmentが行ったもので、20代〜50代の女性を対象に行われ、1万6402人から回答を得た。

妊活を行っているかについて尋ねたところ、20代の11%、30代では13%が「行っている」と回答した。40代では5%、50代以上では2%と年齢を重ねるにつれ、その割合は減少しているものの、子どもを授かる為に妊活に励む女性が一定数いるという結果となった。

妊活を行っている女性に具体的な取り組み状況を尋ねたところ、「身体の冷えを防ぐ」という回答が最も多く集まった。20代の75%、30代では80%が回答しており、40代でも66%、50代以上でも40%が回答している。各年代で広く支持される、最も基本的な妊活であるといえる。

他にも「食生活の改善」や「生活習慣の改善」という回答も多く、20代〜30代の妊活を行う女性では半数以上が実践しているという結果となった。調査では若い世代の方が日常生活の範囲での妊活を積極的に行っていることが分かった。

一方、「病院での検診」という回答は30代で31%、40代で33%となっており、20代の28%を上回る。「不妊治療」については、20代の14%に対し、30代で20%、40代で21%が回答しており、妊活を行う30代〜40代女性の5人に1人は「不妊治療」を行っていることとなる。30代〜40代の女性は20代女性と比べ、通院を伴う妊活を行っている割合が高いことも明らかとなっている。

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