本日夜午後11時半からBSジャパンで放送予定の「お金のなる気分 ~欲張り女子のケーザイ学~」(高橋真麻出演)からお届け。
2019年4月30日、今上天皇が退位、翌5月1日に皇太子さまが新天皇として即位され、現在の「平成」は新元号へと改元される。時代の一つの“節目”に向け、政府や宮内庁などの官公庁だけでなく、大きく動くのがカレンダーや手帳などを扱う出版・印刷業界だ。
今から30年ほど前、昭和天皇が崩御されたのは1989年(昭和64年)1月7日。多くのカレンダーや手帳には「昭和」が刻まれていた。翌8日に新元号「平成」が発表されると、4月始まりのスクールカレンダーなどがかろうじて“平成”の印字シールで対処した。
スマートフォンが普及した今でも、スケジュール管理に関しては、「デジタル」よりも「紙」の利用が優勢だという。今回のテーマはそんな新旧「スケジュール帳」だ。
2種類のスケジュール帳を使い分けお財布を豊かに!
流行語やヒット商品番付にこそ選ばれなかったが、今年も「人をダメにする」と称した便利グッズが話題となった。番組でもビーズクッションなどを紹介。こうした“ダメ人間系グッズ”がヒットした裏には、スマホ普及による家籠もりがあるとフィナンシャルプランナーの國松典子さんは分析する。
また近年、若者のあいだで“手帳ブーム”の兆しがあるという。その仕掛け人は「手帳大賞」を主催する高橋書店のようだ。高橋書店は『ざんねんないきもの事典』などでも知られる老舗出版社で、自社の手帳を企画、製造、販売まで一貫しておこなっている。
MCの高橋真麻さんは自身の手帳をマネージャーと共有し、そこに書き込むことでスケジュール管理を円滑にしているそうだ。國松さんによれば、アナログは書くことで脳が活性化される。しかし紙のスペースは“有限”であり、“無限”であるデジタルとの併用を勧めていた。
紙の手帳にある「マンスリー」なら1カ月の予定が一目で把握できる。手帳最初の「年間スケジュールページ」を利用し、自分の消費リズムや投資記録などを記録する。一方のデジタルでは「Googleカレンダー」が便利。紙には書ききれない地図なども挿入し、情報を他人のスケジュールに共有し、反映させることも簡単だ。
「お金のなる手帳活用法」には、デジタルとアナログを使い分ける柔軟性が必要なようだ。
ギフトコンシェルジュが説く「ごきげんに暮らすこと」の大切さ
師走ともなればクリスマスやお歳暮、さらには新年のお祝いや手土産などにも頭を悩ます方は多いだろう。そんな時の心強い味方が、今回のゲストであるギフトコンシェルジュ・裏地桂子さんだ。
裏地さんは、金箔を仕込んだ箸やメッセージが書かれたクッキーを紹介。どれも大げさなものではないが、小さな仕掛けやアイデアにほっこりさせられる。こうしたギフトはお手軽な値段で買え、相手にお返しの心配をさせない、まさに“プチプラ”(安価)なコミュニケーションツールなのだという。
専業主婦だった裏地さんは出版社のライターに応募し採用され、実績を積み重ねて認められ始めた矢先に病魔に襲われた。苦労して得たライターの仕事ができなくなったが、自分が居なくとも誰かが穴埋めをしてくれ、雑誌は出る。そこで「何かを手放したら何かが手に入る」ことに気づいた。
その後アドバイザーへと転身し、毎日を生きる知恵として「ごきげん力」にたどり着く。これは毎日「楽しい」ばかりではなくとも、ちょっと“機嫌よく”暮らすことで気持ちよく過ごせるとする考え方だ。ちょっとした言葉などで自分や誰かをハッピーにするギフトを贈ることはできるのだ。
コンシェルジュには「案内人」の意味も含まれている。たとえわずかでも、あなたの周りで誰かを“ごきげん”にする人が居たならば、もしかしたら彼・彼女たちは「幸せ案内人」なのかもしれない。(ZUU online編集部)
『お金のなる気分~欲張り女子のケーザイ学~』
放送時間:BSジャパンにて 毎週木曜 夜11時30分~深夜0時00分
出演:高橋真麻ほか
番組HP: http://www.bs-j.co.jp/official/okanekibun/
放送終了後、テレビ東京ビジネスオンデマンドでも視聴できます。
【過去記事】
・つみたてNISAの活用を/稼いだお金の「愛ある使い方」とは 12/7放送
・手軽なロボアド、便利なフィンテック、初心者が投資しやすいETF 11/30放送
・元手より大きな額の投資ができるFXの仕組み/日本の「ホテルスパ」第一人者 11/23放送
・あなたは右脳型?左脳型? 利き脳で変わる整理法/少額で不動産投資するには 11/16放送
・80年以上前に生まれた投資家必携の存在とは?/起業理由は女性が働きにくい…… 11/9放送