寒い季節には、温泉やスパ施設などのリラクゼーション施設に注目が集まりやすい。そこで温泉・スパ施設の利用券などが、株主優待として贈呈される企業をご紹介。比較的、投資しやすい銘柄もあるので、要チェックだ。野球観戦や電車の乗車券などの優待もある。

以下の情報はすべて2018年1月21日現在。また株式購入時に必要な証券会社の売買手数料などは「投資金額」には含まれていないので注意が必要だ。

極楽湯の無料入浴券など 極楽湯ホールディングス

株主優待
(画像=PIXTA)

スパ施設「極楽湯」や「RAKUSPA」の直営およびフランチャイズビジネスをおこなっている極楽湯ホールディングス <2340> 。中国にも展開しており、2017年12月29日には「極楽湯 川沙温泉館(中国・上海市)」がオープンしたばかりだ。

【優待内容】9月30日
スパ施設「極楽湯」「RAKUSPA鶴見」「RAKUSPACafe浜松」の無料入浴券を株式保有年数に応じて発行している。100株以上300株未満の株主で、保有年数(株主名簿への記録回数)が1年以上(連続3回以上)の場合は4枚、2年以上(連続5回以上)の場合5枚を贈呈。

300株以上500株未満では、1年以上6枚、2年以上7枚。
500株以上5000株未満は、1年以上10枚、2年以上11枚。
5000株以上では1年以上20枚、2年以上21枚。

【株価】722円
【必要投資金額】7万2200円(100株)

「湯ったり苑」各店共通入浴券など タカチホ

観光みやげ品の卸や企画・開発などを手掛けるタカチホ <8225> 。また温浴事業として「湯ったり苑」を数店舗運営するなど「余暇時間」の充実を図る事業を幅広く展開している。さらに、長野市内のショッピングセンター「ショッピングタウンあおぞら」や、釣具・アウトドア用品小売店「アウトドアステーションバンバン」を多店舗展開するなど、多角化経営をおこなっている。

【優待内容】3月31日
「湯ったり苑」各店共通入浴券を、100株以上株を保有している株主に、「湯ったり苑」各店共通入浴券を5枚贈呈している。500株以上保有の場合は10枚、5000株以上保有の場合は20枚。

【株価】1676円
【必要投資金額】16万7600円(100株)

江の島アイランドスパの利用券 飯田産業

戸建・マンションの分譲事業などをおこなう飯田産業 <3291> 。請負工事事業や木材加工業など、さまざまなグループ企業を有している。またマンション事業では、「プレシス」シリーズ、「センチュリー」シリーズ、「サンクレイドル」シリーズなどの自社ブランドを展開し、差別化を図っている。

【優待内容】3月31日
100株以上の株を保有している株主には、神奈川県藤沢市にある「江の島アイランドスパ」の温泉・プールエリア利用を4枚贈呈している。優待有効期間中は4名が無料で施設の利用ができる。

【株価】2221円
【必要投資金額】22万2100円(100株)

「野天湯元・湯快爽快たや・くりひら店入浴(入館)料」割引券 神奈川中央交通

三浦半島と神奈川西部(箱根・足柄)を除く、神奈川県エリアと、東京都の一部地域を走る、乗合いバスを運行している神奈川中央交通 <9081> 。さらに、通勤・通学の輸送を行う送迎バスの運行も実施。不動産事業では、平塚の本社不動産部に「不動産センター」を開設し、住宅から店舗までさまざまな不動産仲介などをおこなっている。

【優待内容】3月31日・9月30(年2回)
回数券式の株主優待乗車券と定期券式の株主優待乗車証を、保有株式数に応じて発行している。

100株以上株を保有している株主に、全路線乗車券を5枚贈呈。200株以上で10枚、400株以上で15枚、600株以で20枚、800株以上で25枚、1000株以上で30枚、1400株以上で35枚、2000株以上で40枚、3000株以上で50枚、4000株以上で70枚。また、5000株以上では全路線乗車券100枚もしくは全路線乗車証1枚。

8000株以上となると、全路線乗車券と全路線乗車証がセットに。8000株では、全路線乗車券50枚・全路線乗車証1枚、2万株以上では全路線乗車券50枚・全路線乗車証2枚、10万株以上では全路線乗車券50枚・全路線乗車証3枚、20万株以上では全路線乗車券50枚・全路線乗車証5枚が発行される。

さらに3年以上継続して600株以上保有すると、全路線乗車券を5枚追加。3年以上継続2000株以上保有の株主には、全路線乗車券が10枚追加される。電車好きにはたまらない優待内容となっている。

また3月の優待のみ、100株以上保有の株主に、同社グループ企業の割引券などを1冊贈呈している。この中に「野天湯元・湯快爽快たや・くりひら店入浴(入館)料100円割引券10枚」などが含まれる。

【株価】3695円
【必要投資金額】36万9500円(100株)

「有馬温泉 太閤の湯」の優待券など 神戸電鉄

神戸電鉄 <9046> は鉄道運営の他にも、駐車場や賃貸物件などの不動産事業、スイミングスクール、リラクゼーションスペース、保育サービスなどもおこなっている。さらに「神鉄ケアサービスセンター」や「神鉄デイサービスセンター」などの、介護施設も手がけ、あらゆる角度から人々の暮らしを支えている。株主優待に登場する「有馬温泉 太閤の湯」は、金泉や銀泉、人工炭酸泉などが楽しめるテーマパークのようなスパ施設である。

【優待内容】3月31日、9月30日(年2回)
・優待乗車証
株を970株から1万株未満保有で優待乗車証を1枚贈呈。1万株以上3万株未満で2枚、3万株以上5万株未満3枚、5万株から10万株未満4枚、10万株以上で5枚。

・乗車券および「有馬温泉太閤の湯」優待券&割引券
株を100株以上1100未満保有の場合、乗車券4枚・優待券2枚・割引券2枚が贈呈される。また、株式を1100株以上保有の場合は、乗車券6枚・優待券3枚・割引券2枚となる。

・「有馬ビューホテルうらら」宿泊割引券
株を100株以上保有の株主には、「有馬ビューホテルうらら」宿泊時に使える15パーセント割引券が贈呈される。

※「有馬温泉太閤の湯」優待券利用時、別途500円が必要。
※「有馬温泉太閤の湯」割引券は通常料金を大人1600円、小学生1000円、幼児200円の割引料金で利用可能(1枚で6人まで可)
※優待券、割引券ともに、別途入湯税が必要(7歳未満の方および平日小学生を除く)。   【株価】4000円
【必要投資金額】40万円(100株)
株主優待券の期日は、2019年4月1日〜2019年11月30日まで。

ドーム地下から湧き出るミネラル豊富な天然温泉を使用した露天風呂に 東京ドーム

東京ドームの地下1700メートルから湧き出る天然温泉が満喫できる「LaQua(ラクーア)」や、東京ドームホテルなどを手掛けている。東京ドームシティ関連事業の他にも、流通、不動産、競輪事業などもおこなう。

さらに2018年2月1日にグランツリー武蔵小杉、2月28日に小田急百貨店新宿店に、提案型セレクトショップ「Creme et Rouge(クレームエルージュ)」をオープン予定だ。当店は、メイクアップ、スキンケア、ファッション雑貨などの、大人の女性がよろこぶアイテムを取り扱うという。

【優待内容】1月31日(年1回)
・東京ドーム株主優待得10チケット
都内有数の規模を誇るスパ施設「LaQua(ラクーア)」を含む各種東京ドーム関連施設の株主優待チケットが贈呈(pointは、500株以上保有の株主には10point、2000株以上保有の場合20point、1万株以上の場合30point)。

施設を利用するのに必要な贈呈ポイント数は、各施設によって異なる。ラクーアの場合は、7 pointが必要(有効期限2018年3月31日分のみ。それ以降は8 point必要となる)。

・東京ドーム500円優待券
500株以上6枚、5000株以上12枚、1万株以上24枚、3万株以上30枚(有効期限は対象年度の翌年3月31日まで)

・野球株主証
2000株以上の株を3年以上5年未満継続保有の場合、巨人戦指定席C2枚か日本ハム戦指定席1枚を計8試合分贈呈。
5年以上7年未満継続保有の場合は、計12試合分。野球株主証を使用しない場合は「株主限定通信販売」で3000円分使用できる(未使用の野球株主証のみ)。
2000株以上の株を7年以上継続保有の場合、巨人戦指定席C2枚または日本ハム戦指定席1枚を計16試合。
1万株以上の場合、巨人戦指定席B2枚または日本ハム戦指定席1枚を計16試合。3万株以上となると、巨人戦指定席A2枚または日本ハム戦指定席1枚を計16試合分。野球株主証を使用しない場合は「株主限定通信販売」で6000円分使用できる(未使用の野球株主証のみ)引換期限は、対象年度の5月31日まで必着。

【株価】1109円
【必要投資金額】 55万4500円(500株)

※継続保有年数は、1月末日・7月末日のそれぞれの株主名簿に連続して記載(同一株主番号)または記録されていること。※継続保有に係る所有式数については、株式併合前のものは2分の1の数。そのうえで、当該期間中、所定数を保有されていること。※巨人戦観戦チケット1枚のみ希望の場合は、残りの1枚分を所定の試合数に加えて振り替え使用できる。ただし発券は1試合につき2枚までのみ。(夏野久万、フリーライター)