「貧乏ヒマなし」の本当の理由は、月収や年収という枠で仕事をしているせいかもしれません。自分が働く時間を提供し、それに対して月収が支払われ、積み重なると年収になるという思考を捨て、仕事を時給で考えてみましょう。きっと金持ち父さんが教えていない「時間軸」が見えてくるはずです。

(本記事は、紀村 奈緒美氏の著書『貧困40代シングルマザーが金持ち母さんになれました。』=ぱる出版、2017年12月21日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

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なぜ?忙しそうにしているのにお金がないのか?

シンママ,貧困,金持ち母さん
(画像=Webサイトより ※クリックするとAmazonに飛びます。)

「お金持ちになりたければ、働かないことだよ」

32歳、IT企業の会社員、シングルマザーの私は会社の先輩の男性からそんな言葉を聞いて、きょとんとしていました。

先輩は賢く尊敬できる先輩で、30代でスルスルと昇進し部長になっていたのです。
先輩はさらに続けていました。

「働いたら、時給が下がる。働かなければ、時給が上がるんだ」

当時は、先輩の言っている言葉の意味がわからなかったのです。でも、今はその言葉の意味が十分にわかります。そう、働いたら時給が下がるし、働かなければ時給は上がるのです。

当時の私は、こう考えていました。

会社の仕事を一生懸命やり、残業や休日出勤もいとわず仕事をし、周りから認められ、仕事ができるようになると、出世し、給料が増え、お金が貯まり、豊になり、幸せになる。しかし、現実は違いました。

会社の仕事を一生懸命やり、残業や休日出勤もいとわず仕事をすると、疲れて、仕事の効率は下がり、タクシー代、肩こりをほぐすためのマッサージ代、家族のご飯が外食になり、保育園のお迎えに間に合わないのでベビーシッターを追加で頼み、ストレスがたまるので、ストレス発散の買い物で洋服やバッグで散財し、ストレス発散のために甘いものをたくさん食べ、体形がくずれるのでエステやスポーツクラブに行き肥満になった身体からお金をかけて脂肪を落として、出世のために英会話の勉強や付き合いゴルフなどなど。

出費が雪だるま式にかさむので、さらに仕事を頑張るために、残業と休日出勤に励むというサイクルです。

今考えると、悪循環スパイラルをぐるぐるぐるぐる、ひたすら回っています。

ゴールがどこにあるのか、何週回ればいいのか、そもそも回っていていいのか、まったくわからず、お金も時間もないラットレースを繰り返していました。

貧乏人は「年収」、お金持ちは「時給」で考える

ラットレースをぐるぐる回っている私は、仕事を月収・年収で考える貧乏人でした。つまり、仕事とは、自分が働く時間を提供し、それに対して月収が支払われ、毎月毎月積み重なると年収になる。という思考がびっしりと頭の中にこびりついていました。

働いて収入を得る。これは学生時代にアルバイトが時給で支払われていたことが基準となっていました。学生時代のアルバイトでは、時給の高い仕事を選び、そして働いた時間分の給料をもらうことが最も報酬が高くなることだと思っていました。

そして、社会人になり、会社に就職すると、会社が定めた労働時間があり、会社が定めた休日があり、職場に毎日きまった時間に出社し、固定給をいただき、定時をすぎて働いたら、残業手当をもらう。これが社会人としてお金を稼ぐ基本だと思っていました。

月収や年収という枠で仕事をしていると、その枠以上の収入は増えません。

しかし、貧乏時間なし、お金なしの悪循環スパイラルをぐるぐる全力で走り回っていた30代前半の私には、お金持ちの思考になる余裕などありませんでした。それは、考える隙間もないぐらい、いつも仕事をして時間がなくてお金もなかったからです。

金持ち父さんが教えていない時間軸とは?

『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房)は1997年に発売されてベストセラーになった書籍です。著者のロバートキヨサキ氏はアメリカの投資家実業家で、この書籍に触発されて不動産投資を始めたという人も少なくないはずです。

『金持ち父さん貧乏父さん』の書籍の中で、収入を得る方法を4種類定義しています。

E:Employee雇われ人、時間を提供してお金を得る人

S:Self-employed、Smallbusinessowner、Specialist自営業者、スモールビジネスオーナー、専門家などスキルを提供してお金を得る人

B:Bigbusinessownerビッグビジネスオーナー、事業展開、多店舗展開など組織を構築してお金を得る人

I:Investor投資家、お金がお金を生む仕組みを所有してお金を得る人この4種類があります。

私は、この4種類をすべてやってみて、わかったことがあります。

金持ち父さん貧乏父さんの書籍には書いていないこと、それはそれぞれの時間軸が違うのです。

会社員を辞めて自分で起業したら時間に自由に好きなことできるかな、と思っていました。一時期、個人事業主をしていた経験から、自分で起業しても、自営業であれば自分が働かないと収入が入らないことは経験済みです。

またスモールビジネスは、実家の小売業の商店を見てきたので、母や父がいつも交代で店番をしたり、時には子供の自分も店番をして、労働時間を収入が比例しないことを実感してきました。

お金持ちにならない人は、時間との闘いにいつも苦労をしています。20時間を提供してお金を稼ぐ。自分の時間を提供するのを辞めるとお金が入ってこない。自営業者になると、自分の時間を提供したからといってお金がもらえるわけでもない。時間をたくさんかけても、商品が売れなかったり、お客さんが来なければ一銭のお金にもならない。つまり、働き方と収入に大きくかかわってくるのが時間です。

人間の時間はお金持ちでも貧乏人でも平等に1日は24時間。また一生涯の平均的な寿命の年数も決まっています。そこで、私は、自分の時給に着目してみました。

労働している総時間=会社員の定時の時間・残業・休日出勤・自宅持ち帰りの仕事総収入=会社の給料(みなし残業といって、22時までの残業は一定額が含まれている)+深夜分(22時以降すぎてしまった場合)の残業代+休日に出社した分の休日出勤分+ボーナス総労働時間を総収入で割ってみたところ、なんと、時給760円でした。

ファーストフードやレジのバイトなどでも、もっと高時給です。私はなんと自分自身で自分の時給を下げていたことに初めて気づいたのでした。

「時間」と「収入」のピラミッド構造

雇われ人は時間を提供して働いているので、提供している時間以上の収入は増えません。

自営業や専門家は、就業時間が決まっていないので自由に働けるように思えますが、自分が働かないと収入にならず、例えば、1か月体調をくずして入院してしまったら、全く収入にならないのです。

一方、ビジネスオーナーは組織に働いてもらう人を意味します。従って組織が働くので、自分の時間はほんの少しで済みます。

例えば、自営業で仕事をしていると、仕事上のトラブルやクレーム対応に時間がとられているとその間、新規収入のための活動が滞ってしまいます。

サラリーマンの人でも経験があるのではないでしょうか?クレーム対応というのは本当に時間と労力を使います。だからこそ、クレームが発生しないような事業活動が望ましいのです。

一方で、組織で収入を得ている人は、クレームが発生したら、クレーム対応はクレーム対応部隊に指示を出し、担当者が対応し、その一方で通常の営業販売活動は営業部隊が対応します。そして自分は報告を待つのみです。

会社員、自営業、組織的事業経営者・投資家は24時間が違う

人は同じ1日24時間です。しかし選ぶ職業によって時間の使い方、時間が生み出す収入の量が大きく違うのです。まず、会社員の24時間を説明します。

平日は月〜金、朝から晩まで会社の時間として決まっています。これに対して年収500万円というように収入が決まっています。残りの時間枠も時給いくらと決まっています。

残業したときの残業代、休日出勤したときの出勤手当。従って、サラリーマンの収入は、24時間、365日でほぼ上限が決まっているのです。

収入が固定化されています。安定しているといえば安定していますが、一方で、収入の上限は明確に決まってしまっているのです。

続いて、自分のスキルを元にコンサルティングなどをする事業の例を示します。スキル提供型の事業の場合、お客様の来店を待ちわびる必要はありませんが、収入化している時間と、非収入の時間があり、収入化を効率よくできないと、営業活動や販売促進活動の時間ばかり使い、収入化にならないことがあります。

時間をかけても収入が得られるわけではなく、営業販売活動→サービス提供→リピート化、などの収入の流れをうまく作れる人は収入の継続的な伸びにつながりますが、営業活動→販売活動→おしまい、だけのビジネスモデルですと、最初のうちは良いのですが、そのうち新規顧客を探すのが難しくなってしまいます。

サラリーマンはいつか定年がきてしまうから、自営業になりたいと考えていた時期がありました。

実家が小売業でパンや雑貨などを販売しており、母には定年はありません。自分も定年がなく、ほそぼそと収入がある状態ができればいいなと考えていました。

そこで思いついたのが、自分が好きな「酵素風呂」の開業です。おがくずなどの酵素が発酵するときに熱を出す作用を利用し、おがくずの山に手や足、身体をいれて汗を発汗させるサービス。開業するためにはどうすればよいか、インターネットで開業支援情報を調べ、資料を取り寄せたり、話を聞きに行ったりしました。

店舗開業するためには、店を借りて、おがくずや酵素などサービスに必要な材料を仕入れて、店舗の内装などを仕上げて、お客様に来ていただけるようなサービスメニューを考えて、集客をして、資金を回収する、これが事業の流れになります。

サラリーマンを退職し、自分の自営業を持ちたい、そう考えて、北海道、大阪、金沢まで視察に行き、おがくず10キロを仕入れてテスト発酵もしてみましたが、結局断念しました。
理由は、怖かったのです。

店舗を契約したり、自分がサラリーマンをしている間に店番をしてくれるスタッフへのアルバイト代を支払ったり、内装費や経費などで初期費用1000万円以上かかります。

一方で、すぐにお客様が来てくれるわけもないので、広告費などの持ち出しも必要です。それを回収できる自信がなく、テスト発酵をした段階で、自分が考えていた事業に急に手を出すのはリスクが高く、怖くなり、甘ちゃんだったことを思い知りました。

事業を組織的規模で経営する経営者の場合、通常の業務は組織が稼働していますので、情報のチェックやミーティング、会食など事業の運営以外のことに時間を使うことができます。

すでに回っている事業はタッチせずに、自分は新しい事業の創造や、アライアンスを組むために人と会うことなどが主な時間の使い方になります。

自分で働く自営業者と組織から収入を得る人とでは、大きな違いが空白の多さです。

投資家といっても、いろいろな投資手法がありますが、例えば、一棟アパートオーナーで管理を任せている場合で、入居者属性もよく満室の場合には、年収1000万円の収入があっても、月の稼働時間は3分程度、銀行口座の通帳の金額を確認することと、管理会社から送られてくる明細書を確認すること。たったそれだけになります。

従って、使う時間が非常に少なく、お金でお金を産み出す安定的な仕組みを持てるようになれば、かける時間が非常に少ないにもかかわらず収益の限界がないことがわかります。

酵素風呂開業を目指して右往左往していましたが、結局怖くなり断念し、おとなしくサラリーマンを続けていました。しかし、サラリーマンを退職しても雇われずに自分の収入を持ちたいと考え続けて情報収集をしていたところ、サラリーマン不動産投資に出会いました。

アパートを所有するなんていうことは、もともと地主の家柄だけができることだと思い込んでいましたが、書籍を見るとサラリーマンでも収益不動産を持っている人がいることがわかりました。

書籍をみたり、セミナーに参加してみたり、実際にサラリーマンで不動産を持った人に話をきける場所にでかけてみたりして、徐々に知識と仲間をつけていき、自分もこれならサラリーマンと並行して副業でできるかもしれないと考えて、2010年、年齢40歳になったとき、不動産投資をスタートしました。

あのとき、副業をスタートできた自分をほめてあげたい。よくスタートできた。そのあのとき、副業をスタートできた自分を褒めてあげたい。よくスタートできた。

あなたをお金持ちにする3つの収入タイプ

いまだからこそ、この3つの収入タイプについて解説ができますが、サラリーマン副業をスタートしたばかりの私には、無我夢中で収入タイプについては理解していませんでした。

本業の収入を軸として、家賃などの不動産を活用した収入と、それ以外に権利的な収入を持つのが望ましい収入のトライアングルです。

本業収入というのは、サラリーマンであれば会社員としての仕事、自営業であれば自営業の自分の仕事、複数事業の経営者であれば権利的な収入が組織運営している収入になりますが、本業というのは経営判断をする自分自身になります。投資家もそうです。

投資判断をする自分自身が投資家としての本業になります。本業と権利的な収入、不動産の収入を切り離している理由は、健康上の理由など、自分が判断をすることができない、仕事を本当に休まなければいけない時になったときには、投資家でも組織事業家でも自分の本業がお休みになります。

そうなったときでも、他の収入の柱があれば十分安定的にささえることができます。 この書籍をお読みの方の多くは、自分の時間を提供している会社員であったり、自分のスキルを提供している自営業の方が多いと思います。自分の力で働く収入以外にも、自分がなにもしなくても入ってくる収入を持つことは心の余裕、健康への配慮、安心して休める、そのような余裕に繋がります。

会社員だったとき、健康診断の一次検査で要検査になった項目がありました。精密検査を受けるには、大きな病院にいかなければなりません。会社の業務が多忙で、なかなか精密検査を受けられず、半年が経過してしまいました。

しかし、ふと我に返り、会社の仕事と自分の健康どちらが大事かよく考えて、仕事を半日休み、大きな専門病院を予約受診しました。幸い、とくに大事にはいたりませんでしたが、健康診断結果から数か月のうちにあっという間に病状が悪化する例も少なくありません。自分の健康を守るのは自分です。

職場の同僚や上司に気を使って、病院に行きたいからお休みをいただきたい、となか職場の同僚や上司に気を使って、病院に行きたいからお休みをいただきたい、となかなか言い出せなかった私。

新入社員でもあるまいし、中堅のベテランですが、職場の雰囲気って人の気持ちを萎縮させてしまうときがあります。自分の大事な優先順位に気づいてよかった。

あなたの現在の時給は?

あなたの現在の時給を計算してみましょう。あなたの現在の時給は、1か月の総収入(手取り)を1か月の総労働時間で割るとでてきます。とてもシンプルですね。

あなたはいまの時給に満足していますか?また、年齢×1万円をかけた金額が期待月収だという人もいます。他にも年収期待値を出す方程式があります。

年齢×(税引き前の年間手取り)÷10

これがあなたの年齢における総期待価値です。ただし、高い給料のサラリーマンは往々にしてもっと労働時間を投下しています。

1日10時間労働し、休日は海外との電話会議などもあり、仮に休日に4時間労働しているとします。

1か月に252時間、年間で3024時間になります。これを年収2000万円で割ると、時給は6613円になります。

サラリーマンという雇われ人の枠の中では年収の限界枠があります。それは業種や年齢や役職によって異なりますが、おおむね限界があります。

国税庁が発表している民間給与実態調査によると、平均給与は420万円。

平均的な1年間の勤務時間を算出すると、1日8時間労働が22日、残業を月に20時間すると1か月196時間で、年間2352時間。年収420万円を2352時間で割ると、平均的な日本の給与所得者の時給は1785円。

平均的なサラリーマンは1785円が時給だとすると、高い給料を得ているサラリーマンの時給を計算してみると、仮に年収2000万円のサラリーマンとして計算します。労働時間は、平均的なサラリーマンと同じ年間2352時間だとすると高級サラリーマンの時給は、8503円となります。

一方、経営者になると、時給1万円を超える人は少なくありません。サラリーマンの枠の中だけで考えるのではなく、副業を追加していくことで、あなたの時給はあげることができるのです。

限界突破するための「レバレッジ」思考

仮にあなたが、平均的サラリーマンだとします。時給は1785円です。しかし、この平均的サラリーマンが、毎月5万円の権利的な収入を持ったとします。そのためにかかる時間は、1か月10時間程度だとすると、時給5000円の新たな収入が追加されるのです。

1か月5万円ということは、年間60万円の追加収入になります。サラリーマンで追加の60万円を会社からいただくのはとても大変です。2階級、あるいは3階級ぐらいの昇進が必要な企業もあるのではないでしょうか。

しかし、副業として毎月5万円が追加される意味をレバレッジの観点から解説します。

レバレッジとは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率のことを意味します。

労働収入:
レバレッジは1倍、自分の身体は1人分しかないので、レバレッジが効かない。

事業収入:
レバレッジがかけられるが事業運営が上手である必要がある。Sタイプの自営業の事業収入だとレバレッジ幅が少ない。ビジネスオーナー型の組織構築で稼ぐタイプができあがれば、レバレッジ効果は大。

権利収入:
自分のもっている資産や権利を生かすが、生かし方は、上手な人に委託することができるので、レバレッジ効果が大。

このようにレバレッジを考えると、サラリーマンの雇われ収入はレバレッジが効いていません。例えば、サラリーマンで昇進して部長になり年収1000万円を得たとしても、もしあなたが事故などで亡くなったとき、その部長というポストと年収1000万円という報酬は、あなたの労働対価に基づいて支払われるものなので、権利収入ではありません。

しかし、アパート収入や株券の配当収入などは権利なので、あなたが亡くなっても権利として相続されてひきつづき家族は収入を受け続けることができます。

また、自営業で働いていて、年商3000万円の事業ができたとして、あなたが万が一亡くなった場合、その自営業の業務を残された家族が引き継いで同じ事業運営ができればいいのですが、例えば残された家族がまだ子供たちだけだった場合、事業運営は難しいでしょう。

しかし、ビジネスオーナーとして会社のオーナー株を持っているのであれば、事業運営自体は他の人、組織が実施していくので、家族にも引き続き収入が引き継がれていきます。
これが、「他人力」「他人資本」を使ったレバレッジ思考の効果です。

紀村奈緒美 (きむら・なおみ
千葉県出身、東京都中央区在住。1児のシングルマザー。県立千葉東高校卒、明治大学農学部農芸学科卒。大学卒業後は大手食品会社の研究所に入社するも1年半で結婚。専業主婦に耐えられず、IT分野で起業。妊婦・子育てのコミュニティ「プレママ」を創設。仕事に注力する中で専業主婦であることを求める夫との間に溝が生じ、離婚。3歳の子供を引き取り、シングルマザーとなり会社経営に尽力するもITバブル崩壊の影響で事業を譲渡し再就職する。一部上場IT企業、外資系広告代理店、外資系製薬会社、国内大手製薬会社と渡り歩く中で、営業能力、管理能力、英語力を身につけていく。40歳直前から大家業・オーナー業の魅力を学び実践。6年間で総資産8億円・家賃および給与収入で年収9,000万円を達成する。