クールビズという言葉が定着して久しい。今年も5月1日から9月30日までがクールビズ期間として定められている。暑苦しいスーツ、ワイシャツ、ネクタイの組み合わせから抜け出せるサラリーマンも多いのではないだろうか。

クールビズで軽装になったときほど服装のセンスに差がでるものだ。軽装を「だらしない」と見られるか、「軽やか」と見られるか、ほんのわずかなところで印象の違いが生まれるものだ。今回は、この時期ならではの「ビジネスマン向けポロシャツ」について、選び方のポイントと、おススメのアイテムを紹介したい。

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(画像=David Bartus/Shutterstock.com)

今年のクールビズのテーマは、「機能性ミックス」

今年のクールビズのトレンドを簡単に見てみよう。今年は、特に機能性を重視した提案を見かけることが多い。

たとえば高島屋では、2018年の提案として「フルマラソンもできるスーツ」という提案をしている。ポーチに入れて持ち運べるようなシワになりにくいスーツや、UVカットや抗菌機能があるワイシャツ、さらに洗えるシューズなどが紹介されている。一方、伊勢丹では夏のコンフォートスタイルとして、タイドアップしても暑苦しくない機能的なスーツやシャツを中心に提案している。

人と差をつけれるアイテムは「ビズポロ」

では、サラリーマンはどのような格好をすればよいのだろうか。他人と最も差がでるのは「ポロシャツ」かもしれない。

今年はスーツにスニーカーなどの提案もされているが、まだまだ普通のサラリーマンにはハードルが高い。しかし、ジャケットとネクタイを外しただけでは、だらしなく思われるかもしれない。

そういった中で、差をつけれるアイテムは、ポロシャツではないだろうか。ポロシャツであれば、ビジネスシーンでもカジュアルに着こなすことができる。普通にポロシャツを着ただけでは「だらしない」と捉えられることもあるかもしれないが、格好よく着こなせれば爽やかな印象を与えることができ、ビジネスでも差をつけることができるだろう。

おススメのポロシャツ3選

では、どういったポロシャツがビジネスシーンではよいのだろうか。オススメのブランドを紹介したい。

●アザブザカスタムシャツのドレスポロシャツ

まずおすすめしたいのが、アザブザカスタムシャツのドレスポロシャツだ。36ゲージという通常のポロシャツよりもかなり細かい目で編んだ生地を使っており、ドレスシャツとしても活躍できるポロシャツだ。長袖というのもビジネスシーンでは使いやすいだろう。値段も手ごろなため、ビジネスポロシャツ初心者にもぴったりと言ってよいだろう。

●ラコステのビズポロ

ポロシャツといえば、ワニのマークでおなじみのラコステもビズポロを出している。通常のポロシャツと若干ことなり、襟元をシャツ仕立てにしている。ボタンダウンになっており、襟がキレイにまとまるので、一枚でもサマになるシャツと言えるだろう。

●ジョンスメドレーのニットポロ

最後に紹介するのが、イギリスを代表するニットブランド、ジョンスメドレーのニットポロだ。ニットのポロシャツは、鹿の子のポロシャツと異なり、目が細かく、やわらかい印象を与える。上品な印象とカジュアルな印象を両立させる上級者向けのビジネスポロシャツといえるだろう。ぜひ一度はチャレンジしてみたいものだ。

この夏はビジネスポロシャツで差をつけよう

ポロシャツといっても、ビジネスシーンで使うには、それなりにドレス感があるものを選ぶことが重要だ。また、自宅で洗濯も可能だが、アイロンをかけ、きちんと感を出すことも重要だ。この夏は、ビジネスポロシャツで爽やかな印象を与えてみてはいかがだろう。(ZUU online 編集部)