お金持ち,富裕層
(画像=Jacob Lund/ Shutterstock.com)

目次

  1. はじめに
  2. お金持ちは質の高い情報を持っている
  3. インターネットで検索しても出てこない情報
  4. 稼ぐ人たちのインナーサークル
  5. 稼ぎたければ稼ぐ人のそばに

はじめに

「収入の差が生活レベルの格差になる」と考えている人は少なくない。自分が働いている企業のレベルがすなわち収入の差となり、それが生活レベルを決定する要素は確かに事実だ。年収300万円、600万円、1000万円、3000万円では住居、趣味、付き合う人のレベルに差が出るだろう。

しかし、収入に差があるというのはあくまで「結果論」でしかなく、目を向けるべきは「なぜそのように収入に差が生まれるのか?」という収入の差を生む「原因」の方ではないだろうか。実は、お金持ちは質の高い情報にアクセスしており、その情報を手に入れられるかどうかが、貧富の差が生まれる一因となっている。

つまり、お金持ちと付き合えば、質の高い情報が得られ、それを元にお金持ちへの道が開かれる可能性があるということだ。そこで、実際にお金持ちと付き合えば、どのようなメリットがあるのか、そして、どうしたら、お金持ちと付き合えるのかを紹介しよう。

お金持ちは質の高い情報を持っている

昔、デジタルデバイド(情報格差)という言葉が話題になった。デジタルデバイドとは、パソコンPCやスマホなどでネットを活用できる人と、まったくIT機器に触れることができない人の間で生じる貧富や社会的地位の格差のことをいう。つまり、ネットで情報を得られるか、得られないかで人生が大きく変わってしまうということだ。こうした格差は国家間でも生じる。

私達は当たり前のように物事やニュースなどを多面的に見ることができ出来る環境にある。しかし、ITインフラが十分でない国では、情報は一方的に受け取る立場でしかない事が多く、それ故に経済的な格差や貧しさの固定化が起きるという問題が起きている。

デジタルデバイドはITの活用可否が格差を生み出す話だが、お金持ちと一般人と分ける情報格差が先進国である日本にも存在する。それは、お金持ちの人たちにしかアクセスできない情報だ。お金持ちは一般の人たちが知りえない情報に接することができ、それが貧富の差を生み出す一要素になっているということだ。

それは、いったいどのような情報なのか、その一端をお教えしよう。

インターネットで検索しても出てこない情報

「今の時代、ネットで検索すれば何でも出てくるから情報の世界はフラットであるはずだ」という考えは誤りで、ネットで検索しても全く出てこない情報というのはいくらでもある。お金持ちはそうした情報にアクセスできる人たちなのだ。

事実、筆者がこれまでビジネスのコンサルティングで教わってきたノウハウや、お金持ちのパーティーで聞いたビジネス話はネットで検索しても全く出てこない。情報の価値は「誰も知らないことを自分が知っている」ということにあるわけだから、多くの人が知らない情報を得られることは、ビジネスや投資の勝敗を分けてしまうほどの決定的な力を持つのだ。

稼ぐ人たちのインナーサークル