景気回復に向けて働き方改革や人事評価制度の見直しが検討されつつある日本だが、まだまだ不況の声がささやかれている。しかし、そのような状況下でもボーナスが出る企業も多く存在する。

夏のボーナスは、公務員は6月30日、一般企業は7月初旬に支給される場合が多いが、一つの企業に勤務していると「平均的なボーナスはどれくらい?」「どんなことに使っているのだろう?」そんなことが気になってくる。

業務成績、年齢、勤続年数、景気の良し悪しなどによって支給金額が算出されるボーナス。ここでは平均ボーナスをみた上で周りはどのように使っているのか、そして貯金をする以外にもっと効果的な使い方はないのかなどについてまとめてみよう。

あなたのボーナスの使い方は?

ボーナス,貯金,投資信託,積立投信
(画像=PIXTA)

日本経済団体連合会が公開した大手企業82社の2017年度夏のボーナスは、前年度に比べて4.56ポイント減少の91万7,906円だった。景気回復の予兆が感じられたのが5年前で、それ以降夏のボーナスは上昇を続けていたが、今年は5年ぶりに前年を下回る結果となった。

ちなみに、㈱いよぎん地域経済研究センターの調べによると、愛媛県の2017年夏期ボーナス見込額は40万6,000円となっている。

夏のボーナスの使い道として一番多いのが「貯金」である。社会人の50%以上が「とりあえず貯金に回す」と答えている。続いて2位「旅行」、3位「生活費の支払い」、4位「両親にプレゼントをする」、5位「洋服」となっている。

ボーナスの使い道に「旅行」と答えた人は、「たまには贅沢を味わいたい」「自分へのご褒美」「ストレス発散したい」などの理由が挙げられる。改めて、ボーナスという存在が自分の目標や、モチベーションであることに気づかされるだろう。

貯金はあるけど、効果的な使い方が分からない

ここで、夏のボーナスは「貯金」すると答えた人の理由をみてみよう。家族のいる人は「子どもの教育費や住宅ローンの支払い」、独身の人なら「結婚に向けて貯金が必要」という理由が挙げられる。しかしながら、注目すべきは「使う予定がない」「使い方がわからない」といった、ボーナスをそのまま銀行で寝かせてしまっている例である。

毎回ボーナスを貯金に回しているなら相当な貯金があることが予想されるが、ここで考えたいのが「もっと効果的な使い方はないのであろうか」ということだ。

初心者でも簡単!投資信託や積立投信がおすすめ

夏のボーナスを効果的に使うための方法として「投資信託」や「積立信託」がある。これらは、初心者でも始めやすいところが最大の魅力だ。伊予銀行では投資信託で最少1万円、積立投信なら1ヵ月1,000円という少ない金額から購入することができる。

また、投資信託は「初めてだからよく分からない」「リスクについて不安」という人のために、複数の資産を組み合わせることで価格変動のリスクをおさえる分散投資を行っている。投資信託を購入した後は、専門家があなたに代わってマーケットの分析を行い、ファンドの管理や運用を行う仕組みだ。

ファンドの種類も、資産を増やしたい派は「累積投資コース」、定期的な収入確保を目指す派は「分配金受取コース」の2つに分かれ、個人の目的によって選ぶことができる。

積立投信は将来に向けた着実な資産づくりが安心して始められるのが特徴だ。年金の受取年齢が徐々に65歳へ引き上げられ、少子化や高齢化の影響で将来にかかる負担も増加傾向にある。人生の中で最も安定した生活が必要な時期に「不安」が生じてしまうのはつらいことではないだろうか。

積立投信ならインフレに強く、高収益が期待できるという嬉しいメリットもある。伊予銀行が提供する積立投信におすすめの投資信託には、分かりやすさを重視した女性向けファンド「椿」、バランスよく複数の資産に投資する「のむラップ・ファンド」、過去の運用実績が良好な「健次」などがある。

目的や状況に合ったものを選ぶようにし、将来に向けて「安心という名の積み立て」を始めてみてはいかがだろうか。(提供:iyomemo

【関連記事 伊予銀行】
初心者必見!「時間」を味方につけて積立投資をする方法
資産運用のフォロー役 「ロボアド」ってどんなもの?
金利上乗せのメリットも!インターネットバンキングの魅力とセキュリティ対策
買うなら増税前?増税後?マイホーム購入のタイミングとは
ここだけは押さえておきたい!愛媛のインスタ映えスポット5選