財布に現金がない……そんな時でも、欲しい物やサービスを手に入れることのできる決済サービスが世の中にはたくさんある。ここでは、その決済サービスの特徴や利点について解説する。
さまざまな決済サービスの特徴
私たちの身近にある決済サービスには、どのようなものがあるのだろうか。
● クレジットカード決済
数ある決済サービスの中で、もっとも多くの人に利用されているのが、クレジットカード決済だろう。クレジットカードさえ持っていれば、手元に現金がなくても支払いができる。対応している店舗も多く、ほとんどのオンラインショップでも利用できる。
● 銀行決済
次によく利用されているのが、銀行決済だ。銀行口座から自動で引き落としされるので、支払いのたびに銀行や郵便局にいかなくても済む。
● 代金引換
オンラインショップなどで買い物をする際によく利用されるのが、代金引換だ。代金引換は商品が到着した時に、宅配業者に料金を支払う方法である。最近では現金支払いに加え、クレジットカードでの決済も可能となってきている。
● コンビニ決済
コンビニ決済は、購入した荷物をコンビニで取り置きしてもらい、レジで決済する方法である。近所のコンビニで受け取れるので、一人暮らしで留守にしがちな場合などはありがたいサービスだろう。
● 後払い決済
商品の到着後にコンビニや銀行、郵便局などで代金を支払うのが後払い決済だ。商品を確認してから支払えばいいので、安心して買い物ができる。
多彩に広がる電子マネーやオンライン決済
コンビニなどで手軽に購入することができて、現金の代わりに利用できる電子マネー決済の利用も広がっている。クレジットカードを所有していない(できない)人や年齢にも関係なく、誰でも利用できるので利便性は高い。またiTunesやAmazonなど特定のオンラインショップでのみ利用できる専用の電子マネーも登場している。
この他、クレジット情報を一度登録しておけば、後は安全に買い物ができるPayPalや、特定のサービスのオプションとして利用できるSuica、LINE Payなども利用が広がっている。
携帯電話やスマホのユーザーであれば、キャリア決済も要注目だ。自分の利用しているキャリア(通信会社)のID、パスワードを入れると、後日電話の利用料金と合算して支払うという決済サービスだ。携帯電話やスマホで頻繁に買い物をする人にとっては、便利なサービスといえるだろう。
最近急速に注目を集めている「BitCash(ビットキャッシュ)」についても触れておこう。こちらは、まさにネット上の仮想空間でのみ利用できる決済サービスで、利用者はあらかじめ『クレジット』と呼ばれる仮想通貨をコンビニや大手ネットショプなどで購入しておく。オンラインゲームやSNS、動画や音楽のダウンロードをはじめとしたウェブサービスでの支払いで利用が広がっているネット決済専用の電子マネーだ。(提供:iyomemo)
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