平成25年7月1日に国税庁から平成25年分の路線価が発表されました。
路線価とは相続税や贈与税の計算を使用するもので、道路に1㎡当たりの価額をつけたものです。
相続税や贈与税において土地等の価額は、時価により評価することとされています。
しかし、納税者の皆様が相続税等の申告に当たり、土地等についてご自分で時価を把握することは必ずしも容易ではありません。
そこで、相続税等の申告の便宜及び課税の公平を図る観点から、国税局では毎年、全国の民有地について、土地等の評価額の基準となる路線価及び評価倍率を定めて公開しています。
全国の標準宅地の平均変動率は前年比で1.8%のマイナスとなり5年連続の下落となっていますが、全国平均での下げ幅は前年より減少して1%となり、また、宮城県愛知県は上昇となりました。
他の都道府県についても下落幅は減少していて下げ止まり傾向がみられます。
ちなみに、全国の最高路線価は28年連続で東京銀座5丁目の銀座中央通り「鳩居堂」前で、昨年と同じで1㎡あたり2152万円でした。
(提供:チェスターNEWS)