老若男女問わず、スマホで健康管理する習慣が広がっています。最大のメリットはなんといっても「カンタンなこと」ですが、目的や使い方は人それぞれです。具体的にどんな活用例があるのでしょうか? ご自身と相性のよいアプリを見つけるヒントにお役立てください。
スマホで健康管理のメリット:手軽に管理、視覚的、無料で使えるなど
スマホを使って管理できる健康データはたくさんあります。主な項目だけでも、体重・血圧・食事・運動量・睡眠などが挙げられます。
スマホによる健康管理には以下のようなメリットがあります。
- 食事・運動・睡眠の3大要素を手軽に管理できる。
- グラフなどで視覚的に確認できる。
- 無料または低額で利用できる。
スマホで健康管理する場合、大きく「アプリによる健康管理」と「機器とアプリの連動による健康管理」にわかれます。その内容をくわしく見ていきましょう。
アプリによる健康管理の一例:歩数計、カロリー計測、心拍数計測など
HelthTech(ヘルステック)市場の活況を受けて、「アプリによる健康管理」をサポートする新しいサービスが次々にリリースされています。気軽に試してみて、相性のよいものを見つけるのがよいでしょう。いくつか代表的なアプリをご紹介します。
● 「毎日歩こう 歩数計Maipo 人気の無料アプリでウォーキング」
歩いた距離、時間、消費カロリーを自動で計算してくれる歩数計アプリです。アプリを起動すれば自動で歩数計測を始めてくれるので便利です。
● 「YAZIO・カロリーカウンター」
筋肉量を増やす、体重を減らす、体重を維持するという3つの視点から、無理のないダイエットをサポートしてくれるアプリです。体重を減らしたい人のためには、目標達成に向けて残りの減量体重やカロリーなどの目標値を設定してくれるので励みになります。
● 「わたしの水」
健康を保つのに必要な水分の摂取量は人によって異なりますが、このアプリを使うと必要な水分を定期的に摂れるようにサポートしてくれます。性別や体重から適正な水分量を検出し、水分摂取するタイミングをリマインダー機能で教えてくれます。
● 「Heart Beat Rate」
場所を選ばずに心拍数を測れるアプリで、スマホのカメラ部分に指を置き、そのままの状態で30秒待つと測定が完了します。
睡眠の質を高めるアプリも最近注目されている
健康維持のために大事な要素といわれるのが睡眠の質。この分野をテーマにした注目度の高いアプリが、「Sleep Meister-睡眠サイクルアラームLite」です。
「Sleep Meister」は、端末に内蔵されている加速度センサを使って人の体の動きを感知し、眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らすことで快適な目覚めをサポートします。
アラームのほかにも、入眠時に自動停止する音楽プレイヤーや寝言録音など、無料とは思えない充実した機能を備えています。レビューの評価も高く、アプリの好評ぶりがわかります。
機器とアプリの連動による健康管理の一例:タニタ、オムロンの体重計とアプリの連動
次に、ヘルスケアメーカーの機器とアプリを組み合わせた健康管理の具体例を見てみましょう。タニタやオムロンから発売されている体重計とスマホを連動させると、さまざまなデータを簡単に管理することができます。両社の機器から得られるデータの項目は以下の通りです。
● タニタ「インナースキャンデュアル×スマホアプリ」
世界でも初めてとなる「筋質点数」の測定機能を搭載した体重計です。筋質点数とは、筋肉の状態や組成を評価するタニタ独自の指標です。この指標によって筋肉の質がわかるので、筋トレを行っている人には便利な機能です。下記のデータをタニタ提供のスマホアプリ「ヘルスプラネット」に集約できます。
[測定データ]体重、筋肉量、体脂肪率、基礎代謝、BMI、推定骨量、内臓脂肪レベル、体水分量、筋質点数など26項目
● オムロン「カラダスキャン×スマホアプリ」
厚さ約28ミリとスリムなので収納に便利な体重計です。体重計に乗るだけで自動計測してくれるシンプルな機能が魅力です。下記のデータをオムロン提供のスマホアプリ「オムロン コネクト」に集約できます。
[測定データ]体重、体年齢、骨格筋率、体脂肪率、基礎代謝、BMI、内臓脂肪レベルなど
パーソナルヘルスケアは文字通り個人的なものなので、自分に合った機器やアプリを見つけ、健康管理につなげることが理想といえるでしょう。(提供:Wealth Lounge)
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