世界人口は約70億人いると言われています。

そこで、地球上の人口増加問題は、近い将来深刻なものになっていくと考えています。

今日は、人口が増えるとどのような弊害が生まれてくるのか考えていきましょう。

人口が増えるという事は、それだけモノや商品がたくさん売れるいうことになるのでとてもいいことなんじゃないか?と思いますが、そうも言ってられません。

今回は、この辺について深掘りしていきたいと思います。

それでは今日もお付き合い下さい。

この100年間でどのぐらい人口が増えたのか?

現在世界には、70億人の人口がいるというのは、たくさんの人が知っていると思います。

100年前はどのくらいの人口だったか知っていますか?

おおよそで、1900年のときには約15億人だったと言われています。

という事は100年ちょっとで、55億人の人口が増えたとことになるんですね。

約100年前が15億人というと、そんなに少なかったのかと、驚く人もいるかもしれませんが、これからどのくらい人口が増えていくのか?についても注目していかなければいけません。

このまま人口が増え続けていくと、近い将来人口は90億人を突破すると言われております。

試算では、2050年くらいには90億人になると予想されています。

人口爆発と多産少死

1900年代から人口の増加は続いていて、特に現在も続いている人口急増のことを人口爆発といいます。

人口爆発の原因は、医療や科学の飛躍的な発展と、食糧生産技術の進歩、18世紀末のイギリス産業革命、ヨーロッパの植民地政策などいろいろな原因が指摘されています。

原因がどの場合であれ、子供の死亡率が高かった時代の多産多死の傾向が強かった以前より、医療や食糧状況の改善によって死亡率が低下したことで、多産少死となったということが全ての原因です。

時間割が引き起こす問題

さて、本題に入っていきましょう。

このまま人口が増加をしていくとどのような問題があるか?考えていこうと思います。

ヨーロッパから始まった人口爆発は、アメリカや日本など当時の先進国で進行していきました。

その後、アフリカのソマリアやエチオピア、南米のブラジルやメキシコ、そして東南アジアなどのいわゆる発展途上国でも人口爆発が進行して、とても深刻な問題になっています。

このような国々では、食料不足はもちろんのこと、水や居住など生活に必要なあらゆるものが不足してしまい、貧困が蔓延してしまっています。

特に深刻なのは、食料不足ですね。

このまま人口が増え続けていくと、同じように食料の生産量が増えていかなければ、近い将来に食糧危機が起こる事は避けられないという研究の発表もあります。

中国、インド

人口が多いと言われているのは、やはり中国やインドです。

人口を多く抱える国がエネルギーを大量に消費していくので、資源不足が深刻になると考えられています。

数年でそこまで深刻になるという事は無いとは思いますが、この先100年以内には世界の人口が100億人を突破して、そのような時代がくるかもしれません。

さらには、人口が増えれば増えるほど未熟な環境対策によって自然環境の汚染などの問題が発生してきます。

このような問題は、先進国と発展途上国との間での意見の調整がとても難しく、効果的な解決には至っていません。

覚えるべき用語

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(画像=Investing.com)
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まとめ

今回は、世界で巻き起こる人口爆発について話をしてきました。

先進国の中では、高齢化が進んで人口がどんどん減ってきている国もあります。

その代表格が、日本です。

高齢化社会が進んでしまうと、社会保障を使う高齢者と、税金を納める労働人口の割合のバランスが悪くなってしまって医療が崩壊するなんて話もあります。

ところが今話してきたように、どんどん子供を産んで人口増加させようと言う動きは、未来を考えるとなかなか政策を打つのが難しいという部分もあります。

2050年くらいには、日本の人口は8000万人程度になるとのレポートもあり、人口が減るのも、人口が増えるのもどちらも難しい問題が待っています。

あなたはどのように考えますか?

私は子供をどんどん産んだほうがいいと思っています。

なぜならば、ここ数十年はテクノロジーの発展や、医療や栄養学など食料の学問もかなり進んでいます。

食糧難になる前に、テクノロジーがその問題を解決すると考えているからです。

これには正直答えがありません。

しかし、このような問題が起きている事を頭に入れておけば、投資にプラスに働いていくと思います。

今日も読んでいただきありがとうございました。(提供:Investing.comより)

著者:せんと