新型コロナウイルスの影響もあり、お酒を自宅で楽しむ「家飲み」や「オンライン飲み会」が増えました。他にもお酒の楽しみ方はいろいろありますが、気化させたお酒の風味を吸うという新感覚の気化酒も登場しました。いったいどんな特徴があるのでしょうか。

アルコール気化グッズのAIRCPHOLIC(エアクフォリック)とは?

人間ドック
(画像=lesia17/stock.adobe.com)

AIRCPHOLICは、ガラスの球体に入れたお酒をキャンドルで温め、気化したお酒をストローで吸う新感覚のアルコールエンターテインメントです。クラウドファンディング「Gumo」にて1,400万円以上の支援を獲得して商品化に漕ぎつけました。

気化酒と言っても、お酒をただ単に温めて吸えばいいというものでは美味しく味わえません。AIRCPHOLICではキャンドルに火を点けてから2時間以内はお酒の温度が73度±5度を保つように計算されていて、この温度で吸う気化酒は葉巻のような芳醇な味わいがするそうで、葉巻やタバコの代替としても使えそうです。

AIRCPHOLIC本体は台湾のガラス職人が1つひとつ手吹きで作っていて、ルックスの美しさからインテリアとしても使えます。気化アルコール対応型のガラスボールは直径98ミリで、ガラス加熱部は高さ76ミリ、14ミリの気流孔もアクセントになっていて、ミリ単位で試行錯誤を重ねて完成した形状になっています。

AIRCPHOLICは科学的に人の感覚を評価する「官能検査」も受けています。これは食品研究の分野で使用されているもので、消費者の90%以上がAIRCPHOLICを高く評価している結果を得ています。

AIRCPHOLICのリラックス効果やおすすめのお酒

AIRCPHOLICは一口味わうだけで官能的なお酒の香りが口の中に広がり、喉を通りながら変化する風味を味わえる不思議な感覚や、心地よいリラックス感も体験できるそうです。普通にお酒を飲むのと違い低カロリーで二日酔いしにくいという特徴もあるため、あまりお酒に強くない人でも楽しめます。

使用する気化酒としては、アルコール度数が最低でも35度以上とアルコール度数の高い蒸留酒が向いています。たとえば、ウォッカはまったく違った鋭い味わいに、ブランデーは、ふくよかで優しくタバコの香りが長い時間にわたって喉に残る印象となるといいます。ウイスキーははっきりとした樹木と穀物の味を醸し出し、ジンであれば濃厚で魅力的な植物の香りが味わえるそうです。

AIRCPHOLICの注意点

AIRCPHOLICを楽しむための注意点があります。当然ですが吸うとはいえお酒ですので、吸ったあとの運転は禁止です。また日本の法律により20歳未満のアルコール製品の購入は禁止されていますので、AIRCPHOLICでの気化酒は使用禁止です。

またAIRCPHOLICはアルコールを燃焼させるわけではないので煙は出ないため、まわりの人に迷惑をかけることはありませんが、喘息や気管の弱い方、アルコールアレルギーの方は使わないほうがいいでしょう。

ガラスボールに注いだお酒はすべて気化するのではなく、水分や糖分、フレーバーなどは残ります。味が薄くなったと感じたり、ガラスボールの中にアルコールの水滴が付かなくなったりしたときは、新しいお酒に交換するサインです。

おうち時間の増えたなかAIRCPHOLICの意義とは?

AIRCPHOLICは普段はインテリアの一部として、また家に人が遊びに来たときにみんなで気化酒を楽しめば話題になるでしょう。新型コロナウイルスの影響で生活が変わったことにより今後も家飲みは増えていくことが考えられますが、家飲みだとついつい飲みすぎてしまうこともあります。AIRCPHOLICは少量のお酒でも楽しめて、二日酔いしにくいという特徴があるため、新たなリラックスアイテムのひとつになるかもしれません。(提供:JPRIME


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