国内暗号資産取引所のbitFlyerは6日、同社のアルトコイン販売所で新たにステラルーメン(XLM)と、ネム(NEM)の取り扱いを開始したと発表した。
bitFlyerは、これまでビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、リスク(LSK)、リップル(XRP)、ベーシックアテンショントークン(BAT)の9つの暗号資産を取り扱っていた。
今回のステラルーメンとネムの2つ銘柄の追加により、取り扱う暗号資産は11銘柄となった。
bitFlyer は、「ブロックチェーンで世界を簡単に。」をミッションに、2014 年に設立。SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなどから出資を受けている。
現在、ビットコイン等の暗号資産取引プラットフォームにおいて、世界最高水準のセキュリティを提供し、ビットコイン取引量国内No.1を維持している。
また日米欧の3地域において暗号資産交換業者としての認可を受けた世界で唯一の暗号資産取引だ(2020年8月時点)。
bitFlyerでのアルトコインの新規取扱いは、今年4月のベーシックアテンショントークン以来だ。
bitFlyerは今月4日、データサイト「Coinhills」のデータを引用し、世界の主要取引所BitMEX、OKExなどを抑え、取引量1位になったことをTwitterで報告し、話題となった。
またbitFlyerは今後について、「bitFlyer は日米欧の三地域で仮想通貨交換業ライセンスを取得している世界で唯一の取引所としての優位性を武器に、2020 年はグローバルな施策を加速させていきます。ヨーロッパとアメリカのみならず、アジアの国のお客様にもサービスを展開していきます。具体的には上場仮想通貨の拡充や取引所のパフォーマンス向上及びUI(ユーザーインフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)の刷新、グローバルでの板取引、新しい決済手段、セキュリティートークンや仮想通貨デリバティブ等に注力していきたいと考えております。」と、さらなる拡大路線を宣言している。(提供:月刊暗号資産)