スイスの製薬大手ロシュ傘下の中外製薬が6月に上場来高値を更新しました。ロシュとの戦略提携から18年がたち、上場と独立経営を維持するユニークな事業モデルが奏功。抗がん剤や骨・関節領域の治療薬などで画期的な新薬を生み出す力への評価が高まっています。人の免疫の仕組みを利用して病気を治す「抗体医薬品」と呼ぶ成長分野では日本市場で首位。中期経営計画の目標を上方修正するなど波に乗る同社の次の一手を奥田修社長に聞きます。

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