本サイトにはプロモーション広告を含みます。なお、掲載されている広告の概要や評価等は事実に反して優遇されることはありません。
ハワイの青い空と海に癒されたい。ヨーロッパのおしゃれな街を散策したい。あるいは、飛行機のファーストクラスで最高のサービスを楽しみたい。
世界各地への海外旅行や、優雅な空の旅に憧れている方もいるのではないでしょうか。 そんな方におすすめしたいのが、ANAカードです。
ANAカードは、カード決済でマイルを貯められるうえ、フライトマイルを多く獲得できる特典も付いています。貯まったマイルを使えば、特典航空券で旅行をしたり、座席をグレードアップしたりと、旅をよりお得に楽しむことができます。
ANAカードにはさまざまな種類があるので、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶとマイルが貯まりやすくなります。この記事では、マイルを効率よく貯められるおすすめのANAカードについて解説していきます。
ANAカードを選ぶときのポイント
マイルを貯めやすいANAカードを選ぶために、次の2つのポイントを押さえておきましょう。
【ANAカードを選ぶときのポイント】
- 年会費の元が取れるか
- ANAの国際線を年に1回以上利用するか
年会費の元が取れるか
ANAカードは、クレジットカードのポイントを貯めてマイルに移行します。移行時の還元率はカードによって異なり、還元率が高いほど年会費も高くなります。
利用額が少ない場合、還元率が高いカードを発行しても年会費相当のマイルを貯められず、損をしてしまいます。ANAカードを選ぶ際には、マイルで年会費の元を取れる見込みがあるか、おおよその目安を確認しておくことが大切です。
1マイルの価値は利用用途によって変動します。たとえば、国内線の特典航空券に交換する場合は、1マイル=3~5円程度です。仮に1マイル=4円としてANAカードの年会費をマイルに換算すると次のようになります。
【ANAカードの年会費相当のマイル数】
一般カードとワイドカードは、カード決済をほとんど使わなくても年会費の元を取れる可能性があります。入会・継続ボーナスとして、一般カードには1,000マイル、ワイドカードには2,000マイルが毎年付与されるからです。
一方、ゴールドカードの入会・継続ボーナスは2,000マイル、プレミアムカードは10,000マイルなので、ゴールドカード以上の場合は入会・継続ボーナスだけでは年会費をカバーできません。
ゴールドカードは利用額100円につき1マイル、プレミアムカードは100円につき1~1.5マイルが付与されます。そのため、ゴールドカードは年間で15万~60万程度、プレミアムカードは75万~290万程度の利用額があれば、年会費相当のマイルを獲得できる可能性が高いと言えます。
ANAの国際線を年に1回以上利用するか
ANAの飛行機の利用頻度は、ANAカードを選ぶときに「搭乗ボーナスマイル」を重視するかどうかの基準になります。
搭乗ボーナスマイルとは、ANAカードの所有者に、通常のフライトマイルに追加で付与されるマイルのことです。通常のフライトマイルは区間基本マイレージに座席のクラスや運賃の種類ごとの倍率をかけたもので、搭乗ボーナスマイルはその10~50%と決まっています。
搭乗ボーナスマイル=区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10~50%
たとえば、東京札幌間の区間基本マイレージは510マイルなので、普通運賃で利用した場合に得られる搭乗ボーナスマイルは51~255マイルになります。
搭乗ボーナスマイルの割合はANAカードのグレードによって異なり、割合が大きいほど年会費が高くなります。
【ANAカードのグレードと搭乗ボーナスマイルの割合】
国内線の場合、利用者の多い東京札幌間や東京大阪間を含め、7割の路線は区間基本マイレージが600マイル以下です。区間基本マイレージが少ないので、カードのグレードが上がっても搭乗ボーナスマイルにはあまり差が付きません。
そのため、国内線しか利用しない方は、グレードが高いカードを発行しても、年会費の差額に見合うほどのメリットを得られない可能性があります。
一方、国際線では6割以上の路線で区間基本マイレージが2,000マイル以上に設定されています。たとえば、東京ホノルル間の区間基本マイレージは3,831マイルなので、搭乗ボーナスマイルは一般カード:383マイル、ワイドカード:957マイルです。
国際線は区間基本マイレージが多い分、カードのグレードによって、得られる搭乗ボーナスマイルに大きな差が生じます。年に1回でも国際線を利用する見込みがある方は、搭乗ボーナスマイルをより多くもらえるカードの発行を検討してみましょう。
飛行機以外でマイルを貯めたいなら交通系IC一体型カード
飛行機はあまり利用せず、カード決済でマイルを貯めたい陸マイラーの方は、交通系IC一体型のANAカードを発行しましょう。交通系IC一体型カードは、飛行機に乗らなくても日々の電車利用や買い物などでマイルを貯めやすいからです。
ANAカードには、国際ブランドが異なる3種類の交通系IC一体型カードがあります。中でもおすすめは、「ANA To Me CARD PASMO JCB」と「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」です。
【おすすめの交通系IC一体型カード】
いずれのカードもマイルに移行できるポイントが2種類付与されるので、日々の生活でカード決済を使うことで効率よくマイルを貯められます。ポイントが貯まりやすい使い方はカードによって違うので、自分の生活スタイルに合ったカードを発行しましょう。
なお、クレジットカードのポイントをマイルに移行する際は、年間5,000~6,000円(税抜)の移行手数料を支払うと、還元率を0.5%から1%に上げられます。ポイントの有効期限は2年間なので、期限に合わせて2年に1回のペースで移行すれば、費用をおさえつつ高還元率でマイルを貯めることが可能です。
ANA To Me CARD PASMO JCB
「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」は、東京メトロやPASMOを利用する人におすすめのANAカードです。
ANA To Me CARD PASMO JCB にはPASMOの機能が搭載されていて、東京メトロに乗車したり決済に使ったりするとメトロポイントが貯まります。
乗車ポイントは1回の乗車につき平日5ポイント・土日祝15ポイント、お店での決済で付与されるポイントは200円で1ポイントです。貯まったメトロポイントは、100ポイント=90マイルとして移行できます。
また、ANA To Me CARD PASMO JCBでは、メトロポイントに加えてJCBのOki Dokiポイントも貯まります。カード利用額1,000円ごとに1ポイント付与され、1ポイント=5マイルまたは10マイルとして移行が可能です。
Oki DokiポイントはPASMOへのオートチャージでも付与されるため、PASMOで決済することでOki Dokiポイントとメトロポイントを二重取りできます。PASMOは幅広い場所で利用できて少額の支払いにも使いやすいので、普段の生活の中で無理なく無駄なくポイントを獲得し、マイルを貯められるでしょう。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
PASMOを全く使わない方や東急系列のお店を利用する方には、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」が向いています。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでは、三井住友カードのVポイントと東急のTOKYU POINTが貯まります。いずれのポイントも、マイルへの移行が可能です。
Vポイントはカードの利用額200円につき1ポイント付与され、1ポイント=1~2マイルで移行できます。一方、TOKYU POINTは、東急百貨店や渋谷ヒカリエなどTOKYU POINT加盟店でカードを利用すると付与され、1,000TOKYU POINT=750マイルとして移行が可能です。
TOKYU POINTを貯められる場所は限られていますが、普段から東急系列のお店を利用する方ならメトロポイントよりも貯めやすい可能性があります。メトロポイントを貯められない方や東急系列のお店を利用する機会が多い方は、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの発行を検討してみましょう。
飛行機の利用でマイルを貯めたいならゴールドカード
ANAの飛行機を利用してマイルを貯めたい方にはゴールドカードがおすすめです。ゴールドカードは、搭乗ボーナスマイルや航空券購入時の還元率が高いので、飛行機の利用が多いほどマイルを効率よく貯められます。
ANAカードには11種類のゴールドカードがありますが、おすすめなのは「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」と「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。
【おすすめのANAゴールドカード】
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは空と陸の両方でマイルを貯めたい方に最適なカードです。一方、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAのサービスをよく利用する方に特にメリットがあります。
なお、いずれのカードも、ポイントをマイルに移行する場合の還元率は常に1%です。一般カードとちがって移行手数料がかからないため、費用を気にせず好きなときにポイントをマイルに移行できます。
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは、PASMOの機能が搭載された交通系IC一体型のゴールドカードです。
ゴールドカードの中では年会費は最安ですが、搭乗ボーナスマイルやマイル還元率は一般カードと比べると2倍以上になるので、マイルの貯まりやすさは格段に向上します。また、同種の一般カードと同じく、Oki Dokiポイントとメトロポイントの二重取りができるので、陸でも効率よくマイルを貯められます。
費用負担はできるだけ軽くしつつ、空と陸の両方でしっかりマイルを貯めたい方は、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDを発行しましょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下ANAアメックス・ゴールド)は、ゴールドカードの中で年会費が最も高額ですが、その分マイルに関する特典は充実しています。
たとえば、ANAの航空券購入時はマイル還元率が3%、ANAグループでのカード決済時はポイントが2倍です。一定期間内のカード利用額に応じたボーナスも用意されています。
【ANAアメックス・ゴールドで付与されるボーナス】
- 入会後3か月以内に1万円利用で1,000ポイント
- 入会後3か月以内に10万円利用で上記に加えて4,000ポイント
- 入会後3か月以内に30万円利用で上記に加えて10,000ポイント
- 毎年の年間利用額が300万円以上の場合、10,000円相当のANA SKYコイン
ボーナスのANA SKYコインを毎年受け取るには、平均で月25万円以上のカード利用が必要になります。この目安を無理なく達成できそうであれば、ANAアメックス・ゴールドの発行を検討してみましょう。
なお、ANAアメックス・ゴールドは、ポイントからマイルへの移行手数料が無料なだけでなく、ポイントの有効期限も無期限です。費用も有効期限も気にすることなく、必要に応じて柔軟にポイントを移行できます。
ANAカード以外のクレジットカードでもマイルを貯められる
ANAと提携していないクレジットカードでも、貯めたポイントをマイルに交換できる場合があります。
カードによっては、ANAカードより高い還元率でポイントをマイルに交換できたり、日常生活の中でより効率よくポイントを貯めたりすることが可能です。特に陸マイラーの方は、ANAカード以外でマイルを貯めやすいカードもチェックしておきましょう。
なお、フライトマイルを貯められるクレジットカードはANAカードだけなので、ANAの飛行機を頻繁に利用する方はANAカードを発行してください。
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード
ANAカード以外で特にマイル還元率が高いのが、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(以下SPGアメックス)です。
SPGアメックスでは、利用額100円につきMarriott Bonvoyポイントが3ポイント貯まります。3ポイント=1マイルとして交換できるので、還元率は1%です。
さらに、Marriott Bonvoyポイントをマイルに移行する際、1回の手続きで60,000ポイントごとに15,000ボーナスポイントをもらえます。ボーナスポイントを合わせるとマイル還元率は1.25%となり、ANAのゴールドカードより高い還元率になります。
ただし、SPGアメックスは年会費が31,000円(税抜)と高額です。年会費相当のメリットを得られるかどうか、「SPGアメックスのメリットとデメリット」を参考に検討してみてください。
楽天カード
楽天カードで貯められる楽天ポイントも、ANAのマイルに交換できます。楽天カードのメリットは、ポイントアップの機会を活用することでANAカードよりもマイル還元率が高くなることです。
たとえば、街中のお店で楽天カードを利用すると100円につき1ポイント貯まりますが、特定のキャンペーンにエントリーすればポイントが2倍になります。また、楽天市場では常にポイント2倍で、キャンペーン期間であれば5倍や10倍になることもあります。
楽天ポイントは2ポイント=1マイルとしてマイルに交換できるので、通常のマイル還元率は0.5%です。倍率5倍や10倍のときにポイントを貯めれば、マイル還元率は2.5~5%となり、ANAゴールドカードより高還元率になります。
特に日ごろから楽天のサービスを利用している方は、日々の生活で手軽に還元率アップを狙えるので、ANAカードを発行しなくてもマイルを効率よく貯められるでしょう。
(提供=クレジットカードを知る)