本記事は、ひろや氏の著書『35歳までに現金1億円を作る[入口戦略]不動産投資術』(ぱる出版)の中から一部を抜粋・編集しています

節約よりも大切な投資について

知識
(画像=asaya/PIXTA)

不動産投資を始めるために、タネ銭を貯金で貯める重要性はお伝えした通りです。ただそれ以上に大切なのが、将来に繋がる知識や情報にお金を使うことです。

私の例で言えば、前述の通り、家計を切り詰めて節約生活をしていたのと同時に、以下の項目に特にお金を惜しまずに注ぎ込みました。累計額で言えば300万円を超えます。

•書籍代:2〜3万円/月
•セミナー代:2万円/月
•コンサル代:50万円/半年契約〜

これらの支出は金銭的に負担が大きいですが、それ以上にリターンも大きく、私の場合にはこれら費用に投資した300万円は余裕で回収することができました。

投資で大切なのは、投下金額以上のリターンを回収することです。

私の場合には、一件目の物件購入前に5人以上の不動産コンサルタントと有料面談をして、自分に一番近い属性で再現性の高いメンターを選ぶために時間とお金を要しました。

再現性の高いモデルケースさえ見つけることができれば、あとはそれを徹底的にパクって、戦略を実行するだけなので、特にその部分への投資はケチらないようにしましょう。

無駄な飲み会には一切参加しないこと

私は公務員時代、新卒1年目での職場飲み会は基本的に全て参加してきました。

ただ2年目以降は一切飲み会には参加しないスタンスで28歳に職場を辞めるまでそれを貫きました。理由は、学びが少なかった事と愚痴ばかりの飲み会に嫌気が差したからです。幸いにも在籍した部署では同僚や上司に恵まれ、楽しく仕事を送ることができました。

ただ成長の観点では、良くも悪くも安定志向の人が多い職場だったので、新しいことにチャレンジする気概がある人が少なく、考え方も保守的な方が多く、そんな職場の風土が合わないなと社会人1年目の頃から思っていました。

そんな経緯で、社会人2年目からは歓送迎会、同期飲みなど職場関係の飲み会には一切参加しないとルールを決めて、実際に実行をしました。これにより無駄な時間とお金を浪費しなくて済むことができました。

この話だけ聞くと、かなり孤立した社会人生活を送ったように見受けられてしまうかもしれませんね(笑)

ただ自分で言うのもなんですが、人当たりがよくコミニュケーションも得意な事もあり、職場の同僚や上司とは勤務時間内で人間関係を上手く構築していたので、途中からはそれほど各種飲み会に参加しなくても、上司から苦言を呈されることなく過ごすことができました。

ただ飲み会はどれも行くなと言うわけではなく、自分にとって学びの機会になる投資的価値がある飲み会や食事会にはぜひ参加した方が良いです。

特に、会社員の方は社外の人間関係は重視しましょう。

私自身、会社員時代大家の会に複数参加していましたが、そこで親しくなった方と現在進行形で関係が継続している方もおり、そこから仕事が生まれたこともあり、シナジー効果も期待できるからです。

その辺りの取捨択一を常に意識して、時間の確保をしましょう。

35歳までに現金1億円を作る[入口戦略]不動産投資術
ひろや
株式会社堅実不動産代表取締役。福島県出身。大学卒業後、7年間都内にて公務員として勤務。25歳から一棟、戸建を中心に不動産投資をスタート。28歳の頃に最大の家賃収入150万円/月を達成。資産管理法人にて信金、信用組合を中心にプロパー実績あり。20代で累計14案件の売却実績があり、出口を見据えた投資に強みがある。現在までアパート13棟、戸建6戸、区分1戸を購入、累計売却益約1.2億円を達成。

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