空調工事最大手の高砂熱学工業が創立100周年に当たる2023年度に向け、経営基盤の強靭化に取り組んでいます。まず国内のコア事業について、「タカサゴ・トランスフォーメーション」を合言葉にDX化の推進、施工プロセスの変革や設計技術の強化を進め、総合設備企業としての体制を強化します。また、空調技術での強みを生かして、環境事業を成長分野として育成します。大型の水素製造装置の開発に乗り出すなど、脱炭素社会をにらんだ「環境クリエーター」としての取り組みを加速。将来は月面での水素・酸素生成のようなフロンティア領域への展開も目指します。グローバル事業もコンサル業務やメンテナンス業務への進出などで、収益力の強化を進めます。小島和人社長に今後のかじ取りについて聞きます。

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