クレディセゾンが「第三創業」を掲げて成長戦略を進めています。目標とするのは「ファイナンスサービスを軸にした総合生活サービスグループへの転換」で、リアルサービスとデジタルサービスを融合させながら、顧客の多様な「困りごと」に対応できる企業を目指します。

2022年に新中期経営計画を公表しましたが、興味深いのは計画の中核に、かつて堤清二氏が創り上げた「セゾングループ」の名前と「生活総合産業」の理念とを彷彿とさせる「セゾン・パートナー経済圏」というコンセプトを掲げたこと。

消費活動や消費文化のリード役を果たしたセゾン・ブランドへの親近感が強い富裕な高年齢層だけではなく、新たな「便利」を求めるY世代、Z世代へのイメージ訴求を目指します。水野克己社長にこれからの戦略を聞きます。

クレディセゾン社長 水野克己氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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