工作機械向け切削工具大手のOSGの好業績が続いています。航空機製造向けの太い工具から半導体製造装置向けの極細の工具まで、幅広い分野の工作機械で使われる消耗工具の少量多品種生産に応えています。

主力製品のねじ穴加工用工具「タップ」は世界で30%超のシェアを握るなど、売上高の6割強を海外からあげるグローバルニッチトップ企業の同社。

自動車業界向けへのウエートが高い事業構造のほか、世界景気の先行き不透明感や原材料高なども課題となっていますが、さらなる成長路線への道筋とは。創業者の孫で2年前に就任した大沢伸朗社長を招き、戦略に迫ります。

OSG社長 大沢伸朗氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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