【スーパーゾイル・グリース】走行距離3万キロ越えのリトルカブを丁寧にグリスアップした
(画像=Moto megane)

モトメガネをご覧の皆さま、こんにちわ。
しーまんです。

定期的なオイル交換やチェーン清掃はしていても、定期的なグリスアップはあまりしていない方も多いのではないでしょうか?

私もほとんどの整備をバイク屋さんにお任せにしていますが、大型バイクと違ってリトルカブをバイク屋さんに持っていくのは1年に1~2度程。自分でできるメンテナンスはもっと進んでしなくちゃ!と思っています。

さて今回は、以前オイル添加剤でお世話になったスーパーゾイルの「スーパーゾイル・グリース」をお試しさせていただいたので、自分のできる範囲でグリスアップに挑戦です。

さっそくレポートしたいと思います。

使用したグリスは2種類

今回使用したグリスは下記の2種類。

(画像=Moto meganeより引用)

「スーパーゾイル・グリース」と「スーパーゾイル・ラバーグリース」です。

スーパーゾイル・グリース

(画像=Moto meganeより引用)

「スーパーゾイル・グリース」は固形タイプのリチウムグリスです。

スプレータイプの「スーパーゾイル・スプレー」もありますが、頻繁にグリスアップできない箇所(分解しなければいけない等)には、長く効果が維持できる固形のタイプがおすすめ。

また、スーパーゾイル・グリースにはスーパーゾイル成分も添加されているため 潤滑だけでなく金属表面を再生させる効果や防錆効果も見込めるそうです。

スーパーゾイル・ラバーグリース

(画像=Moto meganeより引用)

「スーパーゾイル・ラバーグリース」は、ゴムにも使用できるシリコングリスです。

ラバーグリースは主に、ゴムと金属が擦れ合う(摺動する)部分に使用します。

例えば、どんなところでラバーグリースを使用するかというと

  • ブレーキキャリパー
  • フロントフォーク
  • ブレーキのマスターシリンダー
  • ホイールのハブダンパー

などで使用するそうです。

ちなみに…リトルカブで使うところはどこかしら?と思い、聞いてみたところ

  • ガソリンキャップの蓋
  • オイルフィラーキャップ

などに塗っておくと良いとのことでした。

そしてこれがかなり効果的でめちゃくちゃ感動しました!

実際にスーパーゾイル・グリースを使ってみた

(画像=Moto meganeより引用)

さっそくリトルカブをグリスアップしていきます。

グリスアップしたのは下記の部分です。

■スーパーゾイル・グリース
・ブレーキレバー
・バッテリー端子

■スーパーゾイル・ラバーグリース
・ガソリンキャップの蓋
・オイルフィラーキャップ

1)ブレーキレバー

ブレーキレバーの分解グリスアップです。
スーパーゾイル・グリースを使います。

まずはブレーキレバーを外し 分解されたレバーやボルト、レバーの接合部分等をパーツクリーナーで洗浄します。

(画像=Moto meganeより引用)

洗浄がしっかりできたら、次はレバーとボルトをグリスアップします。

(画像=Moto meganeより引用)
(画像=Moto meganeより引用)

レバーとボルト部分にしっかりグリスを塗っておくことで、雨などで濡れたときでも水の侵入を防いでくれるのです。

カブは生活の足なので、雨でもガンガン乗る私にとってはとっても嬉しい効果です。

(画像=Moto meganeより引用)

最後にレバーを取り付ければグリスアップは終わり。

レバーの脱着は整備素人の私でも簡単にできたので、これからも定期的にグリスアップができそうです。

2)バッテリー端子

バッテリーの端子にもグリスアップをします。

こちらも使用するのは「スーパーゾイル・グリース」です。

バッテリー内部からガスが発生することで端子が腐食することを防ぐ効果が見込めます。

(画像=Moto meganeより引用)

ちょうどカブのバッテリーが弱っていたので、バッテリー交換もしつつ端子へのグリスアップを決行しました。

ちなみに、普段はバッテリーを外さずに端子へグリスアップしてOKです。

(画像=Moto meganeより引用)
(画像=Moto meganeより引用)

バッテリーアクセスの良いリトルカブなので、こちらも今後は定期的にメンテナンスしようと思います。

3)ガソリンキャップの蓋

ガソリンキャップの蓋へグリスアップします。
使用するのは「スーパーゾイル・ラバーグリス」です。

(画像=Moto meganeより引用)

リトルカブに乗り始めてから約20年。ガソリンキャップへのグリスアップをしたのはたぶん初めてです。

20年間で腐食が進んでいたであろう私のガソリンキャップは普段から滑りが悪く、開けるのにいつも苦労していました。

パーツクリーナーで清掃した後に「スーパーゾイル・ラバーグリース」を塗ります。

(画像=Moto meganeより引用)

さっそく蓋をしてみると…いままで苦労して開けていたガソリンキャップがサクサク動くではないですか!

(画像=Moto meganeより引用)

なぜもっと早くグリスアップをしなかったのか!

これからはとても快適にガソリンを給油することができそうです(笑)

4)オイルフィラーキャップ

そして最後にオイルフィラーキャップをグリスアップします。

(画像=Moto meganeより引用)

最近は、廃油の処理などが面倒だったりマンションの住人にご迷惑をかけてしまうため、バイク屋さんでオイル交換をしていました。

なので気づかなかったんですが…
オイルフィラーキャップも滑りが悪く、開けにくい!

バイク屋さんごめんなさい…の気持ちでグリスアップします。

(画像=Moto meganeより引用)

オイルフィラーキャップへのグリスアップも、使用するのは「スーパーゾイル・ラバーグリース」です。

こちらもパーツクリーナーで清掃したあとに塗っていきます。

スーパーゾイル・グリースを使ってみた感想

今回スーパーゾイル・グリースを使い、初めて自らの手でグリスアップをしてみました。

整備素人のため、できる範囲でのグリスアップとなりましたが「こんなに自分でグリスアップできる場所があったんだ」と良い勉強になりました。

ブレーキレバーに関しては、劇的に変わったといった感じは正直ありませんでしたが、今まで雨にさらされてきたブレーキレバーなのでなんだか息を吹き返した気がします。

また スーパーゾイル・ラバーグリースを使ってグリスアップした ガソリンキャップやオイルフィラーキャップは、想像以上に締めやすく緩めやすくなったのでとても快適になりました。

「スーパーゾイルグリースにはスーパーゾイル成分が入っているため、金属表面を改質する効果や防錆効果が期待できるのも嬉しい点!

自分でできる場所は、これからも定期的にグリスアップをしていきたいと思います。とくにガソリンキャップは錆び始めていたので、グリス効果にとても期待したいです(笑)

日ごろのメンテナンスを忘れずに
これからもリトルカブを大切にしようと思います。

(画像=Moto meganeより引用)