本記事は、砂田全士氏の著書『「あなたから買いたい!」と言われる熱狂顧客のつくり方』(standards)の中から一部を抜粋・編集しています。

環境
(画像=Who is Danny/stock.adobe.com)

結果を出し続けるための秘訣は「アウトプット」の環境作り

居心地の悪い空間に身を置くと決めよう!
スタディーグループとの出会いで営業人生は激変する!

私自身が売れない営業マンの時期が長かったこともありますが、常に自分自身をブラッシュアップする場を探し求めてきました。そういう場に足を運ばなくなると今より向上することはまずありえないと思って、常に自分よりレベルの高い方が集まるコミュニティーへの参加をコミットしていました。

よく実践会メンバーには「居心地が悪い環境に常に身を置いてください」という話をします。一般的に研修会に参加するメンバーを見てみると、同じメンバーで学び合って、いつも同じようなレベルの話をしている場合が多いですが、私自身こういう研修会では絶対に学ばないと決めています。常に新しい情報が入り、良い意味で人が入れ替わっていく流れがあり、常に少し緊張感のある空間こそが自分を高め、結果を出し続けることができる環境だと考えています。

あなた自身に置き換えて考えていただくと、まずそういった環境が周りにあるかどうか、そして学び続けている同志が周りに何名いるのか、そして学びをシェアし常にアウトプットできる環境があるのかどうかが重要だと言えますが、いかがでしょうか?

私の場合、当然前述してきたようにMDRT研修会の参加を必須として高いレベルの環境に身を置く努力をし続けてきましたが、やはり毎月定期的にお互いの状況をアウトプットし合うことは現実的に難しかったので、だったらその環境を作ろうと思い、このファンツリー実践会を立ち上げています。

ですので、もしあなたにその環境がなければ、誰か信頼できる仲間を巻き込んで手を挙げましょう!「勉強会を定期的にしよう。お互いの事例を共有しよう!」その想いを発信したときに、理想的な環境は作られます。MDRTでも「スタディーグループ」との出会いの重要性は繰り返し語られている飛躍への秘訣なのです。

私自身、今までスタディーグループを何回か作ってきた経験上、結果の出続けるスタディーグループを作る上でのポイントはたったひとつです。それはこの本でも繰り返しお伝えしている「言語化」をした上で勉強会を立ち上げることです。

「どんなお客様に貢献することを目的に」
「どんな勉強会にしていきたいか」

もちろんあなたらしく言語化して良いのですが、ただ集まるだけでは勉強会は上手く機能しません。やはりアジェンダ的な進行の流れであったり、大切にしている想い・理念に賛同する仲間で集まらないと、高め合う良い空気で満ち溢れた勉強会にはなり得ないのです。

この「言語化」能力を磨くことで人生全ての物事をブラッシュアップできる付加価値が付いてくるので、ぜひアウトプットにこだわって「どんな会にしたいか」というあなたの想いをまず言語化してから勉強会を立ち上げましょう! この勉強会の立ち上げに関わることであなたの成長、成績は右肩上がりに必ずなっていきます。ワクワクしながら実践してみてください。

まとめ
最初は少し居心地の悪いスタディーグループに参加することから始め、次のステージアップのためには「言語化」した上で理想の勉強会を立ち上げよう!
「あなたから買いたい!」と言われる 熱狂顧客のつくり方
砂田全士
1975年奈良県生まれ。
1999年同志社大学法学部卒。
カード会社勤務を経て23歳で転勤先の熊本で外資系生命保険会社に転職するもすぐに見込客開拓に行き詰まり、1,000万円を超えるカードローンを抱えて自転車操業というどん底を長く経験。
そんな中、34歳のときに「顧客管理」を独自ルールに基づいて実践することで、1年でたった1人のお客様から100名を超える契約を獲得。400万円以下だった売上は1,500万円を超え、生命保険業界トップ6%のMDRT基準を業界12年目でクリアする。
その後、7年にわたり現場でMDRT基準をクリアしながら60回を超える講演会をきっかけに300名以上の営業マンの個別指導を行う。
2018年にはMDRT世界大会で講師を務めた。
MDRTは11回連続登録(2020-2022年度はCOT)。
2019年に「ファンツリー・マーケティング」として実践者が例外なく売上げアップを実現する「再現性の高いファン作りの技術」を完全オンライン講座にて確立し、マーケティング会社を設立。
常に最新の成功事例を惜しみなくシェアする「ファンツリー実践会」を主宰し、2021年は100名中50名を超えるメンバーがMDRT基準を達成。初COT・TOT基準達成メンバーも多数輩出している。

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