レトロな街並み散策も楽しみたい「戸倉上山田温泉」
長野県第3の都市上田市と千曲市の間に位置する「戸倉上山田温泉」は、長野県の代表的河川である千曲川沿いにある、長野県屈指の温泉地です。
開湯から120年を越える歴史があり、美肌の湯として人気を集める他、100年ほど前からは長野市にある善光寺の精進落としの湯としても、発展してきました。
温泉はもちろんの他、街並が昭和のレトロ風な感じになっており、三味線や踊り・唄などの芸をみることができるのも特徴で、思い出づくりにはもってこいの温泉地です。
戸倉上山田温泉は、東京駅から230kmほどで約3時間でアクセスでき、最寄インターが上信越道の「坂城IC」となり、坂城ICから約8km、20分ほどでアクセスできます。
実は岡本太郎とゆかりが深い「野沢温泉」
長野市より北部の都市である飯山市よりさらに15kmほど北に行ったところにある「野沢温泉」も長野県内の有数の温泉地として、人気があります。
開湯は、奈良時代といわれておりさまざまな説がありますが歴史のある温泉地で、日本の村で唯一温泉の名前が入っている村でもあります。温泉街には13の外湯があり、こちらを巡るのもおすすめの入浴方法です。
野沢温泉は、みなさんご存じの「野沢菜」発祥の地で、江戸時代中期にとある人物が大阪・京都から天王寺カブラの種を持ち帰り、栽培しはじめたことで広まったとされています。
また、太陽の塔などで知られる芸術家の岡本太郎氏も野沢温泉とゆかりが深く、村初めての名誉村民であると同時に、さまざまな芸術作品が村内に存在します。
野沢温泉は、東京駅より約260kmほどあり3時間30分でアクセスできます。関越自動車道の「塩沢石打IC」から一般道か、上信越道の「豊田飯山IC」からが便利です。
人気観光地の上高地にほど近い「白骨温泉」
長野県第2の都市である「松本市」は、長野県中信地方の中心地です。そんな松本市には長野道の「松本IC」が通っており、インターに接続している国道158号線を西の方へ走行すると、観光地として有名な上高地や岐阜県の飛騨地方の中心地である高山市へとつながっています。
そして上高地の南側5kmほどのところにあるのが「白骨温泉」です。白骨温泉は乳白色の優しい色合いが特徴で、通常乳白色だと泉質は強い酸性になりますが、白骨温泉は弱酸性なことから絹のように滑らかで肌に優しく、老若男女のさまざまな方々に愛されています。
開湯は正確な年代は不明なものの、鎌倉時代にはすでに湧出していた記録が残っており、600年以上の歴史がある温泉です。また、周辺にも歴史や自然を感じられる建築物が多数あるため、歩いたりドライブしたりしながら楽しむのがおすすめです。
白骨温泉は、東京駅から260kmほど約3時間30分でアクセスができます。長野道の松本ICが最寄インターで、そこから国道158号線で約1時間です。