この記事は2023年2月21(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年2月21日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
今週24日(金)の植田新日銀総裁候補への所信聴取がポイント。
おそらく、国会での承認を確かなものにするため、金融緩和継続、現状の金融政策継続を表明すると思われるが、YCC(イールドカーブ・コントロール)等の出口に関しては、近い将来の重要な問題として、就任後にしっかり考えるというふうに明言は避けるだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米金利上昇のインパクトのほうが大きく、米ドル/円は24日(金)を無事通過すれば、135円台にしっかり乗せ、137~138円方向だろうか。
▽米ドル/円 の日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。