ドライブを楽しむことでさまざまなプラスの効果が得られることをご存じだろうか。経営者にとってドライブはビジネスから離れられる時でもあり、ビジネスの良いアイデアが浮かぶ時でもある。

ドライブを趣味にすることで得られる3つの効果に、「リラックス効果」「ストレス解消効果」「気持ちを切り替える効果」がある。この記事では、これらの効果と効果をより高めるためのコツについても触れているので、ドライブをする際はぜひ参考にしてほしい。

目次

  1. リラックス効果
    1. 振動から得られるリラックス効果
    2. 音楽を聴きながらも効果的
  2. ストレス解消効果
    1. 幸せな気分になれる
    2. 一定の速度で走れる高速道路や深夜ドライブがおすすめ
  3. 気持ちを切り替える効果
    1. いつもと違う場所に行ってリフレッシュ
    2. 人のいない場所は冷静になれる
  4. ドライブは経営にプラス
ドライブで得られる3つのメンタル効果
(画像=IvanKurmyshov/stock.adobe.com)

リラックス効果

ドライブで得られる効果の一つにリラックス効果がある。車の運転は、疲れるイメージがあるかもしれないが、少し工夫をすることで得られるリラックス効果は大きくなる。ここでは、特に「振動」と「音楽」から得られるリラックス効果をピックアップした。

振動から得られるリラックス効果

電車などの乗り物の振動には、リラックス効果があるといわれている。自動車にもその効果があり、特に信号がなく一定の速度で運転できる高速道路のドライブでは、癒やしの効果を得やすい。高速道路でなくても人や信号の少ない田舎の一本道でのドライブでもOKだ。ドライブの振動によるリラックス効果の正体は「1/fゆらぎ」(えふぶんのいちゆらぎ)にある。

「1/fゆらぎ」とは、自然に非常に普遍的に見られる現象のことだ。基本的に生体のリズムは、1/fゆらぎを持っているという。1/fゆらぎには、人間を心地よくさせる効果があり、高速道路のドライブは、そのゆらぎを得やすくなるのだ。

音楽を聴きながらも効果的

リラックスに適した音楽を聴きながらの運転も心を安定させる効果が期待できる。特に心臓のリズムと似ている「三拍子」かつアップテンポの音楽を聴くと気分が軽くなり快適な運転が楽しめるという。音楽を聴いていると脳が活性化されるため運転の精度も上がり、安全運転にもつながる。ぜひ自分の好きな音楽から条件に合う音楽をセレクトしてBGMとして楽しみながら出かけてみてはいかがだろうか。

ただし激しすぎる曲調の音楽は、運転が乱暴になりやすいため、要注意だ。音楽を聴きながらドライブを楽しむなら選曲が重要なポイントとなる。音楽に集中しすぎたり大きすぎる音で聴いたりするのは、運転の妨げになるので気をつけたい。