ストレス解消効果
経営者は、常にストレスがかかる立場にある。ストレスがたまってしまいどうしてもすっきりしない場合は、ストレス解消の一つとしてドライブに出かけてはいかがだろうか。ドライブをするとどのようにストレスが解消されるのかをもう少し詳しく説明する。
幸せな気分になれる
ドライブが好きな人が車を運転していると気持ちが高まり、ハッピーな気分になれる脳内物質である「βエンドルフィン」が分泌される。βエンドルフィンは、「快楽物質」「脳内麻薬物質」とも呼ばれ、モルヒネ以上の鎮痛効果があるという。
一定の速度で走れる高速道路や深夜ドライブがおすすめ
ドライブに出かけても渋滞や信号の多い道路で運転していると、かえってストレスが大きくなりかねない。ストレス解消効果を求めるなら一定の速度で走れて信号の少ない田舎道や高速道路がおすすめだ。またほかの車があまり走っていない深夜のドライブもストレス解消に適している。
気持ちを切り替える効果
経営は、決断や判断の連続だ。しかし毎日同じ環境に身を置いていると、なかなか気持ちを切り替えることができず客観的に考えられない場合もあるだろう。そのようなケースにもドライブはおすすめだ。ドライブには、気持ちを切り替える効果も期待できる。
いつもと違う場所に行ってリフレッシュ
ドライブなら気軽に、いつもと違う場所に行きやすい。いつも都会で過ごしているなら緑の豊かな場所へ車を走らせてみてはいかがだろうか。海や川のせせらぎの聞こえる場所や、深夜のドライブなら星がきれいに見える場所もおすすめだ。海や川、星のまたたきには、先述した「1/fゆらぎ」があるため、癒やしを得やすい。ドライブ振動だけでなく、1/fゆらぎを感じられる目的地に出かけてリラックスしてみよう。
またドライブのストレス解消効果で見逃せないもう一つのポイントは、運転中にスマホなどの電子機器から解放されデジタルデトックスができる点だ。常にだれかとつながっている状態は、便利なようだがどこか神経を使い続けている状態ともいえる。ドライブの間は、デジタルデバイスから強制的に切り離されるため、気持ちの切り替えもしやすいだろう。
人のいない場所は冷静になれる
周囲に人がいると、その人とのコミュニケーションに気を取られてしまいリラックスできないこともあるだろう。しかし一人でドライブに出かければ自分だけの空間を確保でき気持ちを切り替えやすくなる。人の多い場所は、にぎやかで楽しい気分になれる一方で気分が高揚して落ち着けない側面もあるのではないだろうか。
冷静になってじっくりと物事を考えたいときは、できる限り人のいない場所を目指してドライブしよう。