ビジネスゴルフと競技ゴルフは何が違うのか?
ビジネスゴルフと競技ゴルフは同じスポーツだが、目的やマナー面を比較するとさまざまな違いがある。ビジネスゴルフを始める場合は、前提として競技ゴルフとの違いを押さえておきたい。
競技ゴルフに比べると、ビジネスゴルフは参加条件が緩く、一緒に回るメンバーも調整しやすい。また、良いスコアを出すことが目的ではないため、テクニック面で劣る初心者でも楽しみながらプレーできる。
実は楽しむことが前提のビジネスゴルフ
ビジネスゴルフはあくまでプライベートの場であり、仕事の話をすることが目的ではない。一流ビジネスマンであっても、ゴルフそのものを楽しむためにゴルフ場に足を運んでいる。
この点は誤解されやすく、特に初心者は競技中にビジネストークをしてしまいがちだ。しかし、これは明確なマナー違反であり、競技中はプレーに集中する必要がある。
そのため、一緒に回るメンバーに「ナイスショット」などの声掛けをするのはもちろん、自分自身もゴルフを楽しむ心構えで当日を迎えたい。
ビジネスゴルフは始まる前と終わった後がポイント
ビジネスゴルフには独特なコミュニケーションがあり、ゴルフ場を予約した人はメンバーに案内状を送ることが一般的である。また、すべての参加者がゴルフを楽しめるように、個々のレベルに合わせたコース選びも忘れてはいけない。
取引先との接待ゴルフでは、「お礼状」を送ることも覚えておきたいポイントだ。プレーが終わってからも関係が続くように、感謝の意や連絡先を文書に残すことが望ましい。
なお、案内状やお礼状の作成が遅れると、相手にいい加減な印象を与えてしまう。そのため、案内状はゴルフ場を予約した直後、お礼状はプレーをした翌日に作成し、できるだけ早く送ることを心がけよう。
まずはルールやマナーを確認し、ゴルフ自体を楽しめる環境を整えよう
一流ビジネスマンにとって、ゴルフはさまざまな属性の人と出会い、有益なコミュニケーションを図る場である。ただし、ビジネスゴルフは「楽しむこと」が前提であるため、常に仕事のことを考えるべきはない。
多くのプレーヤーは、ゴルフの競技性に惹かれて足を運んでいるので、まずは全力で楽しめるように基本的なルールやマナーを確認しておこう。