◉お金には色が無いからこそ、ご自身なりの成功を

以上を踏まえた上で話を元に戻しますと、我々が資本主義社会で日々生活をしている以上、お金が稼げるかどうかはその人が何者か、いわゆる成功者かどうかということを判断する際の重要な指標の一つであり、成功者の方の持っているお金にはお金以上の意味と価値があると思うのです。お金持ちは(批難を浴びるのが目に見えているのもあり)口には出さないですが、お金持ちでない人が、「私は別に金なんかいらない、もっと大事なもんがあります。」と言ったとしても、彼らの本音は「そのお金を持ったことがない以上、そんなことをいう資格はない」と思うでしょう。

また、もう一つ思いますことは、お金には色がありません。
例えば一家の大黒柱の方が一生懸命働いて稼いだ給料も、デイトレーダーの方が朝から株の売買で稼いだ利益も、大阪の会社員の方が自ら作った解析ソフトで競馬を予想して得た利益も、お金としての違いは無いと思うのです。
どの事例も、本気で時間と脳みそをフルに使って取り組んだ結果としてのリターンでしょう。そうであれば、そこに優劣や綺麗/汚いなどの感情を挟む余地は無いのではないでしょうか。

(競馬の事例だけは私の主観によるもので、意見の異なる方もいるかもしれませんが。)

また、だからこそどの分野で成功を目指すかということは、その人の自由なのだと思いますし、多くの方に稼ぐことも含めて自らの成功を目指して欲しいと思います。

私自身、外資系銀行に勤務するバンカーとして、高給を得ている方だと思います。そして、それは自分自身が日々成長し、お客様にも喜んでいただけるサービスを提供できている対価であると自負して日々取り組んでいます。
(ただプライベートバンカーという職業の素晴らしいところは、日々、桁外れのお金持ちや成功者、人格者の方とお付き合いさせて頂けることが多いことです。そのため、自分のことを少しでも勘違いするような気にはなりません。)

前にも書いた結論ですが、尊敬されるお金持ちを目指して日々頑張りましょう。

参考: 桁外れの大富豪!アジアの大物達の金銭感覚ってどんななの?

BY N.S