日経平均 | 31,913.74円 ▼593.04円 |
為替 | 1ドル=139.24円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億6,255万株 |
売買代金 | 4兆6521億00百万円 |
値上り銘柄数 | 504銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,268銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 102.18% |
市況概況
買い先行となるも「フラッシュ・クラッシュ」もあって大幅下落
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となったあとは手仕舞い売りに押される展開となり、いったんは昨日の終値を意識して買い戻されたものの、手仕舞い売りを急ぐ動きもあって一気に32,000円水準まで売られると言うような大きな下落となった。その後も戻りかけたものの売り直され、安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は買戻しも見られ、後場は下げ幅縮小して始まり、戻り歩調となった。
節目と見られる3,200円を超えてさらに買われる場面もあったが、いったん上値が重くなると売り直され、「フラッシュ・クラッシュ」と言われるようなまとまった売りが出て指数が一気に32,000円を割り込む場面もあり、引けにかけてさらに下値を試す動きとなった。目先的な過熱感もあり、結局は安値引け、大きな下げとなった。
小型銘柄は主力銘柄が売られるなかで幕間つなぎ的に買われるものもあって堅調だった。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を大きく下押す要因の一つとなった。下がるから売るというような展開で指数を大きく押し下げる場面が多かった。
月初の買いが終わったということなのだろう。目先的な急騰の反動という面もあり、大きな下げとなった。まとまった売りが出て「フラッシュ・クラッシュ」となる場面もあるなど高値圏での波乱となっている。買われすぎ銘柄の売り方の回転が効いて来たという感じで売りが売りを呼ぶような展開となった。
テクニカル分析
日経平均
過熱感が強いことから一気に調整となった。大きな包み足となり、ここが当面の天井ということになりそうだ。いったん25日移動平均線や基準線までの調整もあるのかもしれない。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。