経営者はさまざまな趣味を持っているが、そのなかでもサーフィンを趣味にしている人は多い。なかには、今サーフィンをしていなくてもこれから始めようとしている経営者もいるのではないだろうか。サーフィンでは、守らなければいけない一定のルールやマナーがある。本稿では、新たにサーフィンを始める経営者向けにサーフィンで守らなければいけないルールやマナーを解説していく。
目次
サーフィンとビジネスの共通点
サーフィンを趣味とする経営者は多い。これはサーフィンとビジネスに共通点が多いからではないだろうか。サーフィンとビジネスの主な共通点を見てみよう。
・周囲と融合する大切さや謙虚さを知ることができる
・シンプルに本質のみを追求できるようになる
・じっくりと観察し、予測してベストなポジションを選ぶことができる
これらは、どれも経営者には必要な要素だ。これらの要素を身につけたり、スキルアップしたりするためにも、サーフィンは有用な趣味といえる。しかしサーフィンを始めるなら守らなければいけないルールやマナーがある。次項で解説しよう。
サーフィンのルール
サーフィンには、多くの守らないといけないルールがある。ここでは、代表的なサーフィンのルールを見ていこう。
一つの波には一人のサーファー
サーフィンのルールで最も重要といえるのが「一つの波には一人のサーファー」である。このルールは、サーフィンのいわばゴールデンルールで世界共通のルールだ。このルールの内容は、その名の通り「一つの波には一人のサーファーしか乗れない」というものである。
具体的には、サーフィンにおいて波のピーク(波が一番高く降起し、初めにブレイクする部分)から乗った人に優先権があり、その波に他の人は乗れない。このルールが設けられた背景には、事故防止にある。
人が乗ろうとしている波に乗ったり、その人の邪魔をしたりすると思わぬ事故やトラブルのもとになりかねない。これからサーフィンを始める人は、まずこのルールから覚えよう。
ドロップイン禁止
ドロップインとは、サーファーがすでに乗っている波にテイクオフ(波をつかんで波に乗ること)することだ。ドロップインは、故意でなくても禁止となっている。ドロップインが設けられた背景も事故防止にある。ドロップイン禁止のルールをしっかりと守り、事故が起こらないようにしよう。
サーファーの真後ろにいかない
サーフィンに夢中になると周りが見えなくなることもあるが、サーファーの真後ろにいかないこともルールの一つだ。サーファーの真後ろについてパドリング(サーフボードの上で腹ばいになり両腕で水をかく動作)することは禁止である。これはサーファーが波に押し戻された場合、ケガの原因となることによる。
ビデオ撮影などで両手を振るな
サーフィンの初心者がやりがちなルール違反が、知人などに向かって両手を振ってしまうこと。例えばビデオ撮影などで両手を振る行為は、ルール違反となる。なぜならサーフィンにおいて両手を振ることは、助けを求めるサインだからだ。知り合いや家族に向かって、あるいは動画撮影などで両手を振ると助けを求めていると勘違いされる可能性があるため、注意したい。