セイコーエプソンが事務機市場で新たな需要創出を目指しています。

強みと位置付けているのは、プリンターで持つ「インクジェット方式」の技術で、ライバル各社が手掛ける「レーザー方式」と比べ、消費電力量を大幅に削減できる複合機を展開でき、それを核に顧客が環境配慮型オフィスの構築を進めることができるとみています。

オフィス以外でも、家庭用プリンターでの強さを維持するほか、インクジェット方式での技術を応用してアパレル業界の捺染(生地への色付け)工程での生産性向上や環境負荷低減を提案していく考えです。

小川恭範社長に今後の事業戦略について聞きます。

セイコーエプソン社長 小川恭範氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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