この記事は2023年7月13日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=beeboys/stock.adobe.com)

2023年7月13日(木)の午前11時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は、本日13日(木)朝の東京市場で約2カ月ぶりに138.06円前後まで下落。

市場では、日銀が今月27(木)、28日(金)の金融政策決定会合で緩和策を修正するとの観測が根強い一方、FRBは昨日12日(水)の6月CPIの鈍化を受けて25日(火)26日(水)のFOMCで利上げを打ち止めるとの観測が強まっている。

日米金融政策の方向性の違いを背景に積み上がっていたドル買い・円売りポジションの持ち高解消が、足元で米ドル/円の強い下押し圧力になっているようだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

先週後半からの大幅下落によって複数のテクニカル指標には売られすぎのシグナルが出始めている。

本日13日(木)時点で米ドル/円日足の短期RSI(相対力指数、9日)は21%台に低下。日足ボリンジャーバンドでは-2シグマを下抜けている。また、本日13日(木)安値の138.06円は年初来の上昇に対する38.2%押し(138.25円前後)のフィボナッチ・リトレースメントとおおむね一致する。

本日13日(木)の米ドル/円は138円台を維持できるかが焦点になると見られ、この水準で下げ止まるようなら米CPIを消化した「アク抜け」による反発も期待できそうだ。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。