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紙幣関連銘柄の特徴

日本において最も多い券売機は駅の切符である。最近は、SUICAなどのプリペイド式のカードに変わりつつあるが、地方からの観光者が多い地域では、未だに切符の比率が高いのが実情である。

日本は、治安の良さからコンビニエンスストアの店舗よりも自動販売機の台数が圧倒的に多い。自動販売機は、偽造紙幣対策がされるため、その技術の高さも日本が優れている。日本で生産されている紙幣鑑別機は、その識別能力の高さから海外のカジノなどで高いシェアを誇っている。日本金銭機械(6418)は、世界の6割のシェアという高い割合を占めている。2020年の東京オリンピックの開催が決定し、東京にてカジノ設立の話が再浮上。カジノ法案の成立に向けて水面下での動きが見られている。


紙幣関連銘柄

魅力①:新紙幣発行
現在、家庭用プリンターの普及と精度の向上から偽造防止のため印刷される絵柄の変更及び、ホログラムなどの挿入など様々な対策が採られてきた。その新紙幣の発行の度に紙幣印刷に関わる部分はモチロンのこと券売機、両替機など紙幣を識別しなければならない機械にも変更が求められるためそういった機械関連の銘柄も大きく相場が動く。

魅力②:ATM
最近では、銀行の窓口だけでなくATMにてお金の出し入れが可能となっている。その中で、一番便利で利用されているのがコンビニのATMだ。通常の銀行ATMと異なり手数料が取られるのが一般的であるが、それでもコンビニでの取り扱い額が多いのは、24時間どこのコンビニでも引き落としが可能であり、利便性に大変優れているからである。


紙幣関連銘柄のリスク


紙幣関連銘柄におけるリスクは世界経済に対する信用の暴落により、流通量が減少することつまりインフレである。また、今後は貨幣経済ではなく評価経済へとシフトすることで「個人が紙幣を発行する」ようになると考えられている。そのときは、わざわざ個人で紙幣を発行し、偽造防止対策を取るなどとはならず「電子マネー」となる。つまり、「お金」が「紙幣」という物理的なものから「電子マネー」という情報へ以降することがリスクといえる。


駅券売機関連銘柄

首都圏においては、移動の手段が電車であり毎日何十万人もの人の足として利用されている。そのため、駅券売機は非常に重要な役割を果たし、その信頼性が高いことが求められる。

①日信電子サービス<4713>
日本信号の保守サービス会社。駅務機器などの親会社製品の保守が柱。駐車場機器関連は需要を見込める保守や消耗品販売で市場深耕、新規開拓にも注力。

②高見沢サイバネティックス<6424>
駅の自動券売機を製造販売。ATM向け硬貨・紙幣処理装置等のメカトロ機器、ゲート等の特機も手掛ける。


銀行ATM関連銘柄

銀行ATMはには、偽造防止のために高い紙幣鑑別力が必要とされている。また、長時間列を作り並ばされると不快に思い顧客満足度が下がるため処理速度の高さも求められる。最近は、コンビニにもATMが設置されるため需要の高さが伺える。

①オムロン<6645>
感知・制御技術が基盤。稼ぎ頭は制御機器。リレー等電子部品や車載部品を展開。体重計などのヘルスケア等も手掛けている。

②沖電気工業<6703>
通信機の老舗。交換機依存から光通信網等総合サービス化、銀行ATMやプリンター、EMSに集中。5年保障のプリンターは、オフィス機器として好評。


紙幣処理機関連銘柄

毎日、大量の現金を扱う企業では、安全性や正確性などを求められ、とても人の手だけで数えることはできない。
このような場所や企業で、紙幣や硬貨などの現金を数えるのが貨幣処理機なのである。そのため、偽造を識別できる技術と、大量に処理できる技術が必要だ。

①日本金銭機械<6418>
貨幣処理、金銭登録機の大手。欧米市場が主力。米国でのカジノ向け紙幣鑑別機はシェア大。カジノ法案の成立で、大幅に業績改善が見込まれる。

②マースエンジニアリング<6419>各
台計数機などパチンコ店向け機器大手。開発・製販を一貫に手掛ける。RFID(非接触認証)事業を育成。グローリー硬貨・紙幣処理機で国内シェア5割強を占めている。遊戯市場向けカード装置や、たばこ自販機なども展開している。