日経平均 | 31,872.52円 ▼499.38円 |
為替 | 1ドル=149.34円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億1,668万株 |
売買代金 | 3兆9872億60百万円 |
値上り銘柄数 | 247銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,558銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 118.56% |
市況概況
米国株がさえない展開で売りが先行、月末の持高調整の売りに押されて大幅安
米国株がさえない展開となったこともあり、売り先行となった。配当落ちということもあり、寄り付きの売りが一巡となった後も下値を試す動きとなった。
それでも32,000円の節目を意識して下げ渋りとなったのだが、前場の引けを意識する時間帯にまとまった持高調整の売りが出ると一気に32,000円を割り込み、売りが売りを呼ぶような展開で大きな下げとなった。
昼の時間帯も先物が売られ、後場もさらに大きく下落しての始まりとなった。今度は31,700円まで一気に売られ、31,700円水準で下げ渋りとなった。
その後は31,700円水準での底堅さが確認されると引けを意識する時間帯からは買戻しを急ぐ動きもあって下げ幅を縮小、さすがに32,000円を意識すると戻りも鈍くなったが、最後は買戻しも入ったが日経平均の銘柄入れ替えの売りも見られ戻り切らずに終わった。
小型銘柄は月替わりということで改めて売られるものなども見られ、まちまちだった。マザーズ指数やグロース指数は軟調だが、下落も限られた。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を大きく動かす場面もあった。一方向に動きやすいということで現物買い先物売りの持高調整が続いた。
下げ渋りとなったものの一時節目と見られる32,000円を大きく下回る展開となった。期末要因、日経平均の銘柄入れ替えで売られやすく一方向に動きやすいのでまだまだ右往左往することになるのだろうが、売りも明日まで、ということで来週からは買い戻しなどが優勢となってくるのではないかと思う。
ただ、引き続き現物買い、先物売りの動きが続き、指数が一方向に動きやすく、あたふた、じたばたすることになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
雲を大きく割り込んで下値を試す動きとなった。下髭線でもあり、遅行スパンがローソク足にサポートされるようにここで下げ止まるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。