ベビー・子ども用衣料品店を全国展開する西松屋チェーン。プライベートブランド(PB)品に強みを持ち、ここ数年は小学校高学年向けのラインアップを拡充することで対象年齢層を広げています。

2023年2月期には円安の進行でアジアなどから仕入れる衣料品や雑貨のコストが上昇し、税引き利益ベースで減益を余儀なくされましたが、24年2月期は値上げや調達先の見直しなどで一転して税引き利益は過去最高を更新する見通しです。

国内では店舗の大型化や首都圏への出店強化に取り組み、海外事業にも本腰を入れつつある同社。3年前に現会長で父の大村禎史氏からバトンを受け継いだ大村浩一社長を招き、成長戦略に迫ります。

西松屋チェーン社長 大村浩一氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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