株式会社DigitalBlast
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堀口 真吾(ほりぐち しんご)
株式会社DigitalBlast 代表取締役CEO
野村総合研究所、日本総合研究所等にて、主にデジタルテクノロジーを活用した新規事業開発、マーケティング戦略の立案・実行、デジタル戦略立案・実行に従事。特に金融、ハイテク・通信、宇宙を専門とする。2018年に宇宙ビジネスコンサルティングを展開するDigitalBlastを創業。
株式会社DigitalBlast
DigitalBlastは、誰もが宇宙というビジネスフィールドを活用いただけるように、ビジネス支援を行うコンサルティング、さらに、宇宙を使える環境とするために宇宙実験装置開発を行うベンチャー企業です。多くの企業が宇宙産業に加わる可能性を検討し、日本における宇宙産業の視野を拡大し、イノベーションの意欲向上を図ります。“宇宙に価値を”提供するため常に挑戦し、宇宙産業の変革を実現していきます。

1.これまでの事業の変遷について教えてください。

私はもともとシステムエンジニア出身で、金融系の案件を主に担当していました。その後、20代で一度インターネット広告系の会社を立ち上げたのですが、当時の自分のスキルではスケールすることが難しいと感じ、コンサル会社へ転身しました。その経験を活かして現在はデジタル領域から宇宙事業まで扱う株式会社DigitalBlastを設立しています。

株式会社DigitalBlast
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2.一番感銘を受けた書籍とその理由は?

一番感銘を受けた書籍は、松下幸之助さんの「道をひらく」です。多くのビジネス書や経営書を読んできましたが、その中でもこの書籍は特別に記憶に残っています。理由は、その内容が単なる戦略やビジネスノウハウを説くものではなく、経営者としての「考え方そのものの重要性」に重きを置いているからです。

一冊の書籍から感じ取った気づきや新たな視点が、自分自身の経営スタイルに大きな影響を与えました。特に、代表取締役として決断を下さなければならない瞬間には、その考え方が引き立てられます。どんな小さなことであっても、その結果が組織全体に影響を及ぼすという視点は、日々の経営を行う上での大切な指針となっています。

3.読書はどのように仕事に生かせたでしょうか。

私自身、読書によって得た知識や経験は大いに仕事に活用しています。具体的には、ビジネス書や経営書を通じて学んだ各種の戦略や手法、考え方を自身の経営スタイルに取り入れることや、組織運営に反映するようにしています。

また、読書から得た様々な視点や考え方を基に、具体的な課題や挑戦に対してどのようにアプローチするか、どのような対策を講じるべきかについて、深く考えることができます。さらに、読書を通じて他の組織やリーダーがどのように経営を行っているのかを学ぶことで、自身の経営の参考にしており、自社の経営を客観的に捉え直すための貴重なインプットになっています。

4.経営において重要としている考え方を教えてください。

経営において私が一番重要視しているのは、「全体で考えて行動する」ことです。よく「考える前に行動せよ」といいますが、それは時間を無駄にせず、良い結果を生み出すために非常に重要なことだと考えています。当社では、全ての問題や課題に対して、具体的な解決策を思考するよりも、まずは行動に移すことを重視しています。全従業員に対して、何かやってみる、トライしてみるというチャレンジ精神を養ってほしいというところを大切にしているためです。

また、「行動すること」を推奨する理由の一つは、選択肢を増やすためです。行動を通じて新たな選択肢や可能性を見つけられるなら、それを逃すことなく追求していきたいと考えています。そのため、当社ではどんな小さなことでも、迅速にそして思い切って行動に移すことを常に強調し、推進しています。

5.最後に、御社の未来構想や従業員への期待について教えてください。

宇宙事業においては、人々が宇宙で暮らせる世界や宇宙空間でビジネスができる世界を作りたいと考えています。また、コンサルティング事業においては、新しい未来を描くサービスにしたいと考えています。これらのビジョンを実現するためには、全従業員が直面する困難に対して行動力を持って取り組めることが不可欠です。そのため、全員が行動を通じて結果を生むことを期待しています。

氏名
堀口 真吾(ほりぐち しんご)
会社名
株式会社DigitalBlast
役職
代表取締役CEO