商社事業やエンジニアリング事業で、製品の企画から生産まで、ものづくりの現場のあらゆる課題を解決する、明治電機工業株式会社(東証プライム:3388)が、2023年11月8日に2024年3月期 第2四半期決算説明会を実施しました。


Mission for Smile 〜みんなに笑顔を届けよう〜 ---- 杉脇社長による決算説明



本記事は、代表取締役社長の杉脇 弘基氏による説明会での発表の一部を抜粋・編集して紹介します。詳細については、こちらの動画を御覧ください。

明治電機工業株式会社IRページ

目次

  1. 2024年3月 第2四半期連結決算の概要
  2. 2024年3月期 業績予想(連結)
  3. VISION2030

2024年3月 第2四半期連結決算の概要

2024年3月期第2四半期の売上高は339億6,900万円となり、前期比11.2%の増収となりました。 増収の理由としては、昨年前半は特に半導体や部材の供給制限の影響を受け、数字が伸び悩みましたが、今年に入って緩和傾向となったことから、売上高は好調に推移しました。

特に当社主要ユーザーである自動車関連企業において生産台数が回復したのに加えて、 次世代モビリティ開発への投資が堅調に推移したことなどが売上の伸びを牽引いたしました。

営業利益は11億円、前期比87.6%のプラスとなりました。こちらは売上の増加に加えて、エンジニアリングビジネスにおける利益率の改善や円安の影響により、海外子会社の売上原価が減少したことが主な理由です。経常利益は13億6,200万円、前期比68.6%のプラスで、当期純利益は9億6,400万円、 前期比は68.0%のプラスとなりました。

(※)詳しくは決算動画を御覧ください。

2024年3月期 業績予想(連結)

2024年3月期通期の業績予測は当初の予想通り、売上高760億円、当期純利益22億円としています。予想を変更しなかった理由ですが、売上高と営業利益について第2四半期実績は期初予想を若干下回っており、通期ではその不足分を挽回すべく予想を据え置きました。

経常利益、当期純利益につきましては、期初予想を上回りましたが、これは為替差益が1億円ほど発生したことが主な理由です。通期での為替差損益がどのように変化するのかの予測が難しいことと、ある程度の変動があったとしても、通期の利益に与える影響は予想を修正するほどの大きなものではないと判断していることから、こちらも期初通りとしています。

今後も世界経済は先行き不透明ですが、自動車産業においては引き続き電動化を中心とした投資は想定通り行われていくものと考えています。

(※)詳しくは決算動画を御覧ください。

VISION2030

成長のロードマップとして、一昨年に2030年を到達年度とした Vision 2030を制定しました。このVision2030においては、経営理念、経営指針、The Meiji Way、行動指針といった当社の価値観を大切にしていきたいと考えています。これらの上で、新たな価値創造、価値提供と自ら考え考動するという両輪を回すことによって、日本のものづくりを強くし、世界のものづくりに貢献し、社会課題への貢献につなげ、最終的に全てのステークホルダーに楽しみを感じてもらい、“明治電機が大好きです”とそう言ってもらえる存在を目指していきます。それを実現するためのスローガンとして Mission for Smile、〜みんなに笑顔を届けよう〜を掲げています。

(※)詳しくは決算動画を御覧ください。

決算説明会動画ページリンク:https://www.net-presentations.com/3388/20231108/zfhie4wi/
IRページリンク:https://www.meijidenki.co.jp/ja/ir/library.html