日経平均 | 33,377.42円 △89.13円 |
為替 | 1ドル=144.85円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億3,267万株 |
売買代金 | 3兆9358億56百万円 |
値上り銘柄数 | 842銘柄 |
値下り銘柄数 | 777銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 106.07% |
市況概況
円安を好感して堅調だが上値も重い
米国株はまちまちだが冴えない展開となったが、昨日の日経平均の下落の反動や円安を好感して買い先行となった。それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて下値を試すことになった。
ただ、月初の買いが続いていることもあり、底堅さが確認されるとさらに買戻しなどを交えて堅調な地合いとなり、戻りを試す動きとなった。節目と見られる33,500円を意識すると買えない状況ではあったが、値持ちのいい展開となった。
昼の時間帯には3連休を控えての買戻しなどもあって先物が買われ、後場に入ると一気に節目と見られる33,500円を超えての動きとなった。
ただ、さすがに33,500円を超えると手仕舞い売りに押されるものも多く、33,500円を割り込むとさらに手仕舞い売りが加速されるという状況となり、結局は上値の重さを確認して買戻し一巡となったものから売られるという展開で最後は手仕舞い売りに押されて後場の安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いが特に目立つということでもなく指数を大きく動かす場面も少なかった。上がれば売られ、下がれば買われると言うような雰囲気の一日だった。
月初の買いが見られたものの指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がっておらず、堅調でも買い急ぐ動きは見られなかった。当面、買われすぎ銘柄は戻れば売られるということになりそうだし、割安感が強い銘柄や高配当利回り銘柄などは下がればNISAの買いが入るというような展開となるのだと思う。指数自体は日経平均売り、TOPIX買いのよな形となると思う。
テクニカル分析
日経平均
下がれば買われ、上がれば売られるということで十字足となった。気迷い線ということで本日の高値を上回るか下回るかで今後の方向が決まりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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