この記事は2024年3月4日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=dadakko/stock.adobe.com)

2024年3月4日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週1日(金)の米ドル/円はISM製造業指数発表の日本時間24時00分までは買われていたが、発表後売られた。

60分足チャートを見ると1日(金)午前7時の足で149.95円付近の安値を付け、23時の足で150.72円付近の高値をつけた。米ドル/円の一日の値幅は約77pipsとまずまずな値幅だった。

タイムサイクル的には2/22~2/29の底値圏が終了して2/28~3/7の天井圏に向かい始めた。エリオット波動的には4波のなかのa波が昨年2/2に終了、上昇b波が進行中。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円4時間足チャートをみると149.50円付近にあるサポートに注目したい。先週1日(金)には、149.50円を割り込んだ瞬間があったが、ヒゲで戻されている。

ただスウィングの高値が切り下がってきていることから、150.30円を超えてこないとまた下方向に向かいそうである。そのため、このあたりで一度150.30円付近まで戻り、その後サポートになっている150.00円を切ってくると149.50円付近までの下げはありそうだ。

しかしそこは天井圏に向かう日程のため、あまり大きくは下げないか、もしかすると底値圏が2月27日に終了し、天井圏が2月28日に終了して次の底値圏に向かっていることも考えておこうと思う。

▽米ドル/円 4時間足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。