日経平均 | 39,523.55円 △80.92円 |
為替 | 1ドル=153.23円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億4,886万株 |
売買代金 | 4兆5786億94百万円 |
値上り銘柄数 | 935銘柄 |
値下り銘柄数 | 659銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 113.91% |
市況概況
買い先行で始まったものの冴えない展開
今度は米国市場でPPI(生産者物価指数)が予想を下回ったということで買われ、半導体関連銘柄などに投資判断の引き上げなどが見られて買われたことから、本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、決算発表をして売られる銘柄などもあり上値も限られ、オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多くなった。半導体株や不動産株などが指数を押し上げたがファーストリテイリングが指数を押し下げて上げ幅も限定的となった。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も改めて上値の重さを確認する形となった。それでも売り急ぐような動きもなく、39,500円まで下がると買戻しも入るという状況で方向感に乏しい展開となった。ここからは個別の決算発表などに反応してくるのだろうし、米国も含めてインフレ収束が見えてこないと買えないということで上値の重い展開となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも限られ、指数を大きく動かすことはなかった。上がれば売り、下がれば買いと言う感じで目先の持高調整が中心だったようだ。
米国半導体関連銘柄などに反応して買い先行となり、株主還元期待で不動産株などが買われたが、あくまでも買戻しが主体という感じで上値も重くなった。
積極的に買い上がる材料があるわけでもなく、さすがに高値水準にある銘柄が多いので、さらに上値を買い上がるには好決算などの数字が見えて割高感が薄れないと買えないのだと思う。当面は上がれば売られ、下がれば買われるような保ち合いが続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形となった。今度は再度下値の節目を試すことになるのだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。