日経平均 | 40,063.79円 ▼62.56円 |
為替 | 1ドル=157.78円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億9,630万株 |
売買代金 | 3兆8167億67百万円 |
値上り銘柄数 | 495銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,113銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 120.85% |
市況概況
週末の持高調整の売り買いで指数は冴えない展開
米国株が大幅安となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場も売り先行となった。
ただ、昨日までも大きく売られていたこともあり、寄り付きの売りが一巡となると買戻しから堅調となる場面もあった。昨日まで売られていた半導体株などが指数を押し上げ、買われていた出遅れ銘柄や割安銘柄が週末の手仕舞い売りに押されるという状況で指数は冴えない展開となった。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も冴えない始まりで日経平均も40,000円の節目を割り込んで小動きとなった。
それでも売り急ぐ動きが見られないことから買戻しも入り40,000円台回復となり、そこからは全く方向感に乏しい展開で指数は小動きとなった。ただ、ここまで上昇していた小型銘柄などが売られ市場全体が買えない状況となった。それでも、最後は買戻しも入り何とか軟調ながらも40,000円を維持しての引けとなった。
小型銘柄は昨日まで買われていた銘柄が手仕舞い売りに押されて冴えない動きとなり、グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、特に指数を大きく動かすことも方向づけるようなこともなく、目先の売り買いが中心で上がればヘッジも含めての売りに押され、下がれば買戻しが入るという展開だった。
昨日までの動きと反対になった。買われていたものが売られ、売られていた物が買われるということで週末の持高調整の売り買いが中心となったものと思われる。
ここから決算発表などに反応することになるのだろうが、全体としては買われすぎた銘柄が売られ、売られすぎた銘柄が買われる状況には変わりないだろう。為替動向や半導体規制の問題などに敏感に反応して右往左往するのだろうが、ここからは指数には底堅さも見られると思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線のサポートを確認する形となった。節目と見られる40,000円水準でもあり、ここでは底堅さも見られるのだろうが、戻れば売りということで上昇が続くと思われる25日移動平均線に上値を押さえられながらの下値模索ということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。