この記事は2024年7月30日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
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(画像=grey/stock.adobe.com)
2024年7月30日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
現在、日銀、FOMC、米雇用統計と大きなイベントを控えている。明日31日(水)の日銀政策金利発表前の動きは、なんとも動きを読み難いが方向感なく上下するのだろう。
日銀の発表後は結果に対して動くことになる。国債の減額幅に関しては3兆円の減額で2年ほどかけて、ゆっくりと減らしていくというのがコンセンサスだと思う。
現在の為替相場の戦略やスタンス
日銀のあと、明後日8月1日(木)日本時間未明にはすぐFOMCがあるが、FOMCでは少しハト派的な内容になると予想している。
今回の米ドル/円の下げは海外勢の狼狽売りがメインだろう。既に結構売ってしまっている部分もあるので、どんなに深くてもダウンサイドは145~148円辺りで止まるのではないだろうか。
▽米ドル/円 日足チャート
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(画像=羊飼いのFXブログ)
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。