日経平均 | 36,203.22円 ▼378.54円 |
為替 | 1ドル=140.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 20億2,104万株 |
売買代金 | 4兆2028億82百万円 |
値上り銘柄数 | 906銘柄 |
値下り銘柄数 | 631銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.82% |
市況概況
円高を嫌気して大幅安
日本市場が連休中の米国株は総じて堅調で、シカゴ市場の日経平均先物も堅調ではあったのだが、円高が進んだことで連休明けの日本市場は買い先行となった。それでも寄り付きの買いが一巡となると円高を嫌気して手仕舞い売りも嵩み、半導体関連銘柄などハイテク銘柄を中心に指数先行で大きく売られることになった。節目と見られる36,500円でも、36,000円でも止まらず安値引けとなった。
昼の時間帯は買戻しも入り下げ渋りとなり、後場も下げ渋りの始まりとなった。何とか前場の安値を意識して下げ渋りとなり、下げ渋り感から買戻しが入ってじりじりと値を戻す展開となった。36,000円を意識すると売られるという状況でもあったが、値持ちも良く、引けを意識する時間帯からは買戻しを急ぐ動きも見られて下げ幅を縮小、後場の高値での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く大きく値を崩す展開となった。円高を嫌気するというよりは手仕舞い売りに押されるという感じでグロース250指数やグロース株指数は軟調、大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を押し下げる場面が多かったが、引けを意識した時間帯からは買戻しも入り指数を押し上げる場面もあった。
米国での大幅利下げを織り込む展開となっており、円高が進んで円高を嫌気する展開が続いている。半導体関連銘柄なども買われすぎ感が強いことや半導体需要などへの懸念もあり、上値も重くなっており、まだまだ下値模索という状況での保ち合いが続くと思われる。それでも売りたたくような動きもなく底堅さが見られるところで空売りが積み上がれば、踏み上げ相場も期待される。
テクニカル分析
日経平均
雲の中での動きが継続しているという状況だろう。雲を放れるかどうかということだが、当面は雲の範囲を中心に上がれば売られ、下がれば買われるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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