日経平均 | 39,248.86円 △735.84円 |
為替 | 1ドル=150.13円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億8,939万株 |
売買代金 | 5兆0748億48百万円 |
値上り銘柄数 | 1,338銘柄 |
値下り銘柄数 | 269銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 113.18% |
市況概況
月初の買いや半導体株の買い直しから大幅高
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調で本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も月初の買いが入り上値を試す動きとなり、一気に節目と見られる38,800円を超えて39,000円を超える水準まで買われた。オランダの半導体メーカーが米国の対中国規制の業績への影響は軽微と発表したことや買いが買いを呼ぶ形で上値を試す動きとなり、高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は若干上値の重さが見られたものの後場が始まるとさらに上値を買い上がるよな動きとなり高値圏での保ち合いとなった。さすがに戻り売りに押されてさらに指数が上昇するということでもなかったのだが、少し下がればすかさず買われるということで値持ちの良い展開となった。
前場同様に月初の買いと見られる機関投資家、投資信託なども買いが入っていたようだ。さすがに最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小し、後場の安値圏での引けとなったが、大幅高となった。
小型銘柄は蚊帳の外という感じで堅調ながらも冴えないものも見られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値は限られた。先物は散発的にまとまった買いも見られ、指数を押し上げる要因の一つとなっていた。来週がメジャーSQ(特別清算指数)算出ということであり、節目の水準を抜けるとヘッジの売り買いも見られるということだろう。
何に反応したということでもなく上がるから買う、買うから上がるということで大きな上昇となった。半導体の米国の対中国規制懸念が薄れたということで半導体株などが買い直されたことも指数を押し上げる要因となったものと思われる。後は月初の買いがどこまで入るのかということになるが、来週いっぱいまで上昇するか、あるいは明日からいったん調整となるか、明日の相場次第だと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線を一気に抜けて上値を試す動きとなった。遅行スパンもローソク足にサポートされるような形でもう一段の上昇はあるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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