日経平均 | 38,787.02円 ▼279.51円 |
為替 | 1ドル=151.62円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 22億3,692万株 |
売買代金 | 4兆5765億82百万円 |
値上り銘柄数 | 751銘柄 |
値下り銘柄数 | 828銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 95.57% |
市況概況
週末の手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株がまちまちとなるなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物売られたことから、本日の日本市場は売り先行となった。
利上げ懸念が高まるなかで米雇用統計の発表を控えていることや週末ということで手仕舞い売りを急ぐ動きも見られ一時下値の節目と見られる38,800円を割り込む動きとなった。それでも38,800円を下回ると買戻しなども見られた、今度は戻りを試す動きで39,000円まで戻したが、39,000円を超えると売られるという感じで売り直されその後は小動きで冴えない展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も前場の終値近辺で寄り付いたあとは上がれば売られ、下がれば買われるという状況だった。
改めて上値の重さが確認されたということで週末の手仕舞い売りを急ぐ動きもあったものと思われる。ただ、大きく下押すということでもなく、38,800円を意識すれば買われ、38,900円を付ければ売られる展開で指数は方向感は見られず、結局最後は手仕舞い売りを急ぐ動きから安値圏での引けとなった。
小型銘柄は引き続き幕間つなぎ的に買われるものもみられ、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られて指数を動かす場面もあったが、断続的な動きは見られず、依然として基本的には上がれば売られ、下がれば買われるという展開が続いていた。
39,000円を超えると売られるということで冴えない展開となった。売り急ぐ動きもなかったのだが、やはり、最後まで買い切れない、持ちきれないという雰囲気が強く、基本的には戻れば売りということなのだろう。まだまだこの流れは続くものと思われ、サプライズな決算発表や経済指標の発表が見られるとか、金融政策の方向感が見られればそちらの方向に行きそうだ。まだまだ下値模索ということかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
雲に上値を押さえられて再度売り直されるという状況だ。改めて上値の重さが確認されたということで、当面の安値水準となっている38,500円程度までの下落はあると思われる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。