
日経平均 | 39,164.61円 ▼105.79円 |
為替 | 1ドル=151.71円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億7,127万株 |
売買代金 | 4兆5866億07百万円 |
値上り銘柄数 | 596銘柄 |
値下り銘柄数 | 995銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.24% |
市況概況
利上げ懸念や米国関税懸念から冴えない展開
米国株が冴えない展開となり、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後はいったん売られた後、買戻しなどが見られて戻りかけたが、昨日の終値を超えるとまた売り直されて今度は下値を試す動きとなった。売りが売りを呼ぶように一気に39,000円を割り込んだが割り込んだところからまた買戻しが入り下げ渋りとなった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も冴えない始まりとなったが、下げ渋り感も見られた。ただ、戻りも鈍く、指数は最後まで方向感は見られず、若干買戻しも見られて指数は戻したものの大きく戻すこともなく、結局は冴えない展開だった。指数に影響の大きな銘柄も大きく日経平均を押し上げる銘柄も押し下げる銘柄もあり、結局は軟調な引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、冴えない展開だった。結局は買い切れず、売り切れず、上がれば売り、下がれば買いという展開が本日も続いた。
方向感に乏しい展開が続いている。保ち合い水準を一段上げたということになるのかもしれないが、まだまだ大きな方向感としては38,000円~40,000円という水準なのだろう。買われすぎ銘柄は下がっても買われず、上がれば売りという状況が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)の水準がサポートしているが、ここを割り込むとさらに下値を試すことになるのだろうし、ここで下げ渋る状況が続くと空売りが積み上がれば買戻しが入り、今度は上値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。