日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,678.04円 ▼486.57円
為替 1ドル=151.71円
売買高(東証プライム、以下同) 19億6,594万株
売買代金 4兆4888億48百万円
値上り銘柄数 249銘柄
値下り銘柄数 1,345銘柄
騰落レシオ(25日) 112.16%

市況概況

利上げ懸念も根強く、円高を嫌気して大幅安

米国株は冴えないながらも堅調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調で、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後も円高を嫌気して輸出関連銘柄などを中心に売られ、じりじりと値を消す展開となってほぼ安値で前場の取引を終えた。空売りも積み上がっておらず、買戻し一巡となった銘柄から売られ、下がるから売ると言う雰囲気も出ていた。

昼の時間帯も冴えない展開が続き、後場も前場の終値近辺で寄り付いた後はさらに下げ幅を拡大する場面もあった。さすがに下値の節目と見られる38,500円を割り込むと買戻しも見られて下げ渋り、戻りを試す動きとなったが、特に買い上がるということでもなく、戻れば売りというう展開だった。最後は買戻しも入り後場の高値引けとなったが、大幅安には変わりなく、冴えない展開だった。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く冴えない展開だった。それでも下げ渋る銘柄も多く、軟調ながらも底堅い展開だった。グロース250指数やグロース株指数は小幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られるものの、先物主導ということでもなく、戻れば売り、戻らないから売り、という感じで下押す要因ではあったが、主導している雰囲気はなかった。

保ち合いを下に放れた形で大きな下落となった。大きな流れとしてはまだまだ38,000円~40,000円での保ち合いが継続していると言うことなのだろう。特に買い上がる材料もないので、ここで空売りが積み上がらないとさらに下値を試すことになるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)のサポートを割り込み、下値を試すことにななった。38,500円のところで下げ渋りとなった形だが、当面は戻れば売りということになりそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。