
(画像=「セブツー」より引用)
「ロコンド(LOCONDO)」などを運営するジェイドグループは4月14日、2025年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は192億3100万円(前年比44.0%増)、営業利益は15億3500万円(同8.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億900万円(同49.1%減)と増収減益だった。 主力のECモール事業の売上高は83億7400万円(前年比33.%増)と大幅な増収となった。ブランドの自社ECサイトを支援するプラットフォーム事業の売上高は54億5700万円(同115.8%増)と倍増、「リーボック(Reebok)」などを手掛けるブランド事業の売上高は63億7400万円(同12.7%増)だった。
ジェイドグループはベネッセコーポレーションが発行する生活実用情報誌「サンキュ!」を買収し、新たにARIGATO株式会社を設立すると3月31日に発表しており、今後はメディア・エンタテイメント領域を強化していく方針だ。月刊誌「サンキュ!」の実売数は出版不況にも関わらず毎号約9万部と健闘しており、30〜50代の主婦層に支持されている。2023年度の売上高は9億9700万円だった。取得額は非公表。
ジェイドグループの2026年2月期の連結業績予想は、売上高と親会社株主に帰属する当期純利益は未定とし、営業利益のみ発表した。営業利益は15億円(前年比2.3%減)を見込んでいる。