ユニクロ（ファーストリテイリング） <9983> は12月17日、毎年1月に実施されるテニスの四大大会の一つである全豪オープン（OP）テニスの開催に合わせて、昨年の全米OPで準優勝を果たすなど大きな注目を集める錦織圭選手らが全豪OPで着用するテニスウェアを発売すると発表した。今年販売した全米OPモデルの大きかった反響に応えて、国内での販売する店舗も拡充される見通しだ。
毎年8月に開催される全米OPで日本人初の四大大会準優勝を果たすなど人気を博している錦織選手にユニクロはテニスウェアを昨年に引き続き提供し、併せて同ウェアの一般販売を行う。実店舗としては、ユニクロ銀座店とビックロなど日本の国内店舗などで販売。海外でも、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツなどの各国で発売するとともに、オンラインストアでも販売する見通しだ。
錦織圭選手は四大大会で結果を残しただけではなく、11月以降には世界ランキングでも5位にランクイン。日本人テニスプレーヤーとしてはかつてない結果を残しており、今後もその活動に注目が集まることは間違いない。
ユニクロから今回発売されるのは、オーストラリアの自然と太陽をイメージした明るいグリーンのユニフォームだ。同社によりば、「錦織選手のパワーあふれるプレイスタイルも表現しており、襟付きのポロシャツを着用する」。
ほかにも、錦織モデルと併せて、世界ランキング1位でユーゴスラビア出身のノバック・ジョコビッチ選手モデルとして、鮮やかなブルーの全豪OPのテニスコートの青に溶け込むようなウェアも発売。プロ車椅子テニスプレーヤーで世界1位の国枝慎吾選手の全豪OPモデルのウェアとして、Vネックのウェアが併せて発売される予定だ。
ユニクロの全豪OPモデルのウェアには、東レ <3402> との共同開発によって生まれた高機能素材｢ドライEX｣を引き続き使用。特殊なアーチ構造を備えており、より快適な速乾性で汗によるムレやベタつきを防ぐ高機能素材が用いて作られている。
（ZUU online）
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