
日経平均 | 38,128.13円 ▼55.13円 |
為替 | 1ドル=147.02円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億4,062万株 |
売買代金 | 5兆4483億81百万円 |
値上り銘柄数 | 570銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,033銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 129.80% |
市況概況
昨日の反動で売られるも円安基調で下げ渋り
米国株はまちまちとなったがナスダック指数が大幅高となったことを受けて夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
ハイテク銘柄などを中心に買い気配を切り上げて始まる銘柄も見られた一方で前日の大幅高の反動や決算発表を受けて売り気配で始まるものなどもあり、堅調ながらも上値の重い始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて38,200円を割り込み、さらに38,000円を割り込んで下値を試す動きとなった。
昼の時間帯も特に買いが入るでもなく、後場も冴えない始まりとなった。それでも売り急ぐこともなく、買戻しも入り値持ちが良いから買われるということで半導体株を中心に買い直され、38,000円台を回復しながらも上値が重い展開となった。最後まで方向感は見られなかったものの38,000円台を割り込むこともなく、後場の高値圏で引けた。意外に値持ちの良い展開だった。
小型銘柄も買戻しや出遅れ銘柄物色などの動きで総じて堅調、グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあったのだが、断続的な動きとはならずあくまでも散発的な動きで方向感には乏しい展開だった。
急騰が続いていたが上げ一服感が出ている。決算発表も出揃ってきて、関税問題から先行きへの懸念が根強いのだが、米中貿易協議の合意が見られたことで関税に対する心配は薄れたということだろう。ただ、スタグフレーション懸念が薄れたわけでもなく、買戻し一巡となったものから売られることになると思う。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線からの乖離も大きく、首つり足のような形が出現し、昨日の高値も抜けなかったことで調整感は強まったと思われる。再度38,000円を割り込むと一気に調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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